感謝週間 感謝週間

日頃私たちを支えてくださっている方々への感謝の気持ちを表現する「感謝週間」が、生活委員会主導で実施されました。週間初日には委員長挨拶とともに、校長先生へ花束および手作りカレンダーの贈呈が行われました。

以下に、委員長挨拶の一部を掲載します。

「皆さんは感謝を言葉で伝える習慣を身につけていますか。

心の中ではありがたいと感じていても直接伝えることが恥ずかしくてできない、という方も多いのではないでしょうか。しかし、私たちの日常は、多くの方々の尽力によって成り立っています。この学院生活も、先生方、事務の方々、家族など沢山の人に支えられています。

皆さんも感謝週間を機に、周囲に目を向けて感謝の気持ちを伝えてみましょう。

言葉にすることで初めて心を通わせることができると思います。」

感謝週間ポスター

第54回校内弁論大会 第54回校内弁論大会

新聞部主催の校内弁論大会が開催されました。今年はメルセダリアンホールに2学年が入り、それ以外の学年は教室での視聴となりました。

今年度のテーマは「信じる」と「責任」。発表者は、自己の体験や見聞をもとに学んだこと、考えたことを一人一人が自分の言葉で生き生きと伝えました。学年発表の後には英語による特別発表もありました。

どの発表も現代社会の問題を鋭くつくもので、聴衆にとっても考えさせられる内容でした。

出場者と題名、審査結果(発表順)

中等科1年 M.I 「真のバリアフリーとは」第1位

高等科1年 Y.S 「猫のまなざし」

中等科2年 M.M「本当の豊かさとは」

高等科1年 N.M「自由と責任」          第2位

中等科2年 M.M「社会を動かす第一歩」

高等科2年 M.K「剣はペンより強いのか」  第3位

中等科1年 K.T「信じています、お客様のこと」

中等科3年 M.S「エンタメと向き合う」

高等科2年 H.O「『相手の立場に立つ』難しさ」

中等科3年 R.T「仕事を奪われるって本当に悪いこと?」第3位

特別発表 中等科3年 M.Y「Say Thank You」

 

 

 

第1位 M.Iさんの発表

第2位 N.Mさんの発表

第3位 M.Kさんの発表

第3位 R.Tさんの発表

2022年度クリスマス会 2022年度クリスマス会

今年のクリスマス会は、三部構成で行われました。

第一部は、中等科合唱コンクールです。中1から中3がホールに入って、それぞれの学年の合唱を披露しました。トップバッターの中1は、緊張気味ながらフレッシュな歌声を聞かせてくれました。中2はパートのバランスの良い合唱を、中3は中等科最高学年にふさわしい心のこもったハーモニーが印象的でした。

第二部は、高等科合唱コンクール。どの学年も声がよく出ており、曲調に合わせた美しい合唱を聞かせてくれました。指揮者も曲をよく理解して学年を巧みにリードしていました。また、伴奏者も合唱を支える役割をよく果たしていました。中でも高3は心を一つにした素晴らしいもので、歌詞の意味が聴衆の心に届く優れた合唱でした。

第三部では、中2・中3の倫理自由課題提出者の発表と、聖書研究会の発表がありました。

倫理自由課題の発表内容は、「ニーバーの祈り」についてです。ニーバーの祈りについてそれぞれが考えたことをスライドにまとめて分かり易く発表していました。「変えられないもの」と「変えられるもの」が何なのかを挙げ、「変えられるもの」を「変える」ために何が必要かを深く思索していました。

中3は「ニーバーの祈り」と社会問題とを関連づけて、より具体的に「変えられないもの」「変えられるもの」を挙げ、現代社会に生きる私たちにできることを示唆する内容で、非常に考えさせられるものでした。

聖書研究会は、教会訪問の体験から学び得たことを、興味を引く動画にして発表し、教会への関心を掻き立てていました。

今年も全校が一堂に会して実施というわけにはいきませんでしたが、ライブ配信と動画を上手に使い、2022年度の締めくくりにふさわしいクリスマス会でした。

合唱コンクール審査結果  中等科 金賞 中3     高等科 金賞 高3

指揮者賞 中3 M.Y  高2 M.K

伴奏者賞 中3 R.N  高2 E.N                        おめでとうございます。

中3の合唱

高3の合唱

合唱コンクールのポスター 合唱コンクールのポスター

光塩では、クリスマス会の中で実施する 3 年ぶりの合唱コンクールに向けて、各学年が練習を重ねています。生徒有志がポスターを作製し、校舎内に掲示しています。

 

 

親睦会 親睦会

今年度の親睦会は、3年ぶりに学校見学の方をお招きしての開催になりました。

中1から高2までの生徒たちが、午前・午後に分かれて販売やゲーム企画を行いました。

中3以上は、学年・クラスごとに自分たちで考えた企画を行って来校された方をおもてなししました。

紙袋を釣る魚つり、スピードくじ、キャンディーつかみ、ヨーヨー釣り、輪投げ、ビンゴなどのゲームは、初等科生に大人気でした。お化け屋敷などの学年企画も大盛況でした。

学校見学にいらした方のためには中1生徒が校内巡りツアーを行い、催しものや施設をご案内し、質問にも丁寧に答えていました。

サロンコンサートも復活し、楽器演奏や歌が披露されました。演奏する生徒も聴く生徒も、共に楽しむことができたようです。

 

高2企画のゲーム

高1企画

中3企画のお化け屋敷

保護者の手芸品販売

趣向を凝らした装飾

教室装飾

高2 修学旅行 高2 修学旅行

10月5日~7日の2泊3日で、高2は京都・奈良へ修学旅行に行ってまいりました。1日目、最初に訪れた清水寺では自由散策をして、参拝したりお買い物をしたり、思い思いに楽しみました。また、二条城では歴史の大きさを肌で感じ、圧倒されました。2日目に訪れた奈良公園では、班ごとに東大寺や興福寺をまわって、鹿と戯れつつ春日大社に向かいました。最終日は雨に降られてしまったものの、生徒たちは雨に濡れる宇治平等院鳳凰堂に静謐な時の流れを感じたり、水嵩の増した醍醐寺の水路で沢蟹を見つけたりして、最後まで存分に楽しんでいました。

清水寺~自由散策~

二条城訪問 繊細な彫刻に目を奪われました

秋晴れの東大寺~奈良公園巡り~

醍醐寺訪問 小さな桜の花を見つけました

中3修学旅行 中3修学旅行

中等科3年生は、2泊3日で岩手・秋田・青森の3県を巡る修学旅行を無事に終え、帰京しました。

1日目は、奥州藤原氏ゆかりの中尊寺を見学し、さらに郷土が生んだ作家宮沢賢治記念館・童話村を訪ねました。夜は、郷土料理に舌鼓を打ち、郷土芸能「鹿踊り」「鬼剣舞」を鑑賞しました。

2日目は、あいにくの雨でしたが、青森「深」探究スタディーツアーに参加し、事前に決めた4つのテーマに分かれ、それぞれ探究を深めました。

4つのツアーは次の通りです。

①弘前ねぷたまつりから地域における祭りの価値を考えるツアー

②りんご産業全体の可能性や未来を考えるツアー

③高齢化の観光地を盛り上げるまち育て活動から地域活性化を考えるツアー

④現代の伝統工芸「こぎん刺し」体験からビジネスの可能性を考えるツアー

ツアー後は、みな再集合し、大雨の中レインコートを着て、りんごのもぎ取り体験をしました。

最終日は小岩井農場に行きました。肌寒い雨空のもとでのスタートでしたが、農場に到着するころには雨も上がりました。バスごと入れるバックヤードツアーに参加し、重要文化財であり“現役”でもある牛舎を見学、牛の息づかいを間近に感じました。昼食では班ごとに美味しいジンギスカンの食卓を囲み、デザートに小岩井名物のソフトクリームもいただきました。

3日間を通して五感を総動員して、現地での見聞を広げ、普段の学校生活では学べないことをたくさん吸収することができました。この修学旅行での経験を今後の学院生活に活かしていってほしいです。

伝統芸能鑑賞(鹿踊り)

宮沢賢治童話村

 

 

 

 

 

 

スタディーツアー①(ねぷた)

スタディーツアー②(りんご)

 

 

 

 

 

 

スタディーツアー③(まち育て)

スタディーツアー④(こぎん刺し)

 

 

 

 

 

 

りんごのもぎ取り体験

小岩井農場

高2 修学旅行事前学習 探究活動発表会 高2 修学旅行事前学習 探究活動発表会

修学旅行の事前学習1日目となる本日、高2は探究活動発表会を実施しました。「京都はなぜ観光地として発展したのか」「京都には景観を保全するためにどのような取り組みをしているのか」「なぜ修学旅行の行先として京都が多く選ばれるのか」「どうしたら舞妓さんになれるのか」など、生徒は修学旅行にまつわる様々なテーマを自分で設定し、これまで探究してきた成果を発表しました。発表者はそれぞれ、緊張しつつも堂々と話していました。発表後は「原稿がない方が堂々として見えた」「発表の要点を絞ったら話しやすかった」などの感想が上がり、発表者としても聞き手としても、生徒たちにとって種々多様な学びの機会を得た時間となりました。

それぞれ調べたテーマを熱心に説明していました。

ペンで書き入れながら説明する生徒もいました。

2022年度体育祭 2022年度体育祭

3年ぶりに所沢市民体育館をお借りしての体育祭が開催され、保護者の方へはライブ配信が行われました。

今年は、ビックスプーンリレーやラケットサンドリレー、フライシートリレーといった新競技が組み込まれ、選手はもとより観戦する側も、予期せぬ展開に手に汗握り一喜一憂する時間を過ごしました。学年対抗応援合戦では、久々の広いスペースでの演技にも関わらず、よく工夫して動いており、レベルの高い競い合いになりました。

体育祭の締めくくりは、高2・高3が光塩の体育祭の伝統「PX(パックスクリスティの略)の人文字」を描き、アシジのフランシスコの「平和の祈り」が唱えられる中、心を合わせて世界平和を祈りました。

学年対抗競技 優勝 高3  準優勝 高1  第3位 中3

学年対抗応援合戦  優勝 高3  準優勝 高2  第3位 高1・中3

優勝した高3の応援

準優勝 高2の応援

第3位 高1の応援

第3位 中3の応援

中1夏の遠足 中1夏の遠足

7月、中学1年生は山荘代替行事として、茨城県つくば市にある『産業技術総合研究所』・『地図と測量の科学館(国土地理院)』へ遠足に出かけました。

20日・22日と2つの日程に分かれ、クラス混合で班分けを行い、初めて顔を会わせるお友達同士での活動です。

産業技術総合研究所では、NHKスペシャルやブラタモリ等、メディアにも多数ご出演されている高橋雅紀先生に地学の面白さについてご講演いただきました。

講義の前半では、日本列島の大地がどのように誕生したのか、300万年前の海底とプレートの動きを動画を挟みつつ解説していただきました。

続いて工作の時間へ。ペーパークラフトを作り、プレートの動きについて考察を深めます。さらに偏光板万華鏡も作成して地質学者の岩石薄片観察を疑似体験。美しい光の世界に感嘆の声が上がりました。

後半では宮沢賢治の感じた地質世界についてのお話が進みます。地質学を学んだ賢治の文学作品の中には、岩石学的知識が多くちりばめられていること。特に、『楢の木大学士の野宿』では賢治が聞いた『石の声』が表現されていることを伺いました。

地質学とは石の声を聴く学問であり、それは石を通して自分の自然観を引き出すことなのだというお話から、地質学の奥深さについて考えることができました。

国土地理院では3D眼鏡で日本地図の上を探検、オリジナルの地図記号を考えるなど地図にまつわる魅力に触れ、短い時間ながらもたくさんの展示を目いっぱい楽しみました。

両日ともに天候にも恵まれ、大きな雨に降られることもなく、活気あふれる素敵な遠足になりました。