中3 能楽鑑賞教室 中3 能楽鑑賞教室

晴天に恵まれた6月のある日、中学3年生は国立能楽堂を訪れました。

観劇した演目は『附子(ぶす)』(狂言・和泉流)・『鉄輪(かなわ)』(能・喜多流)の2作品。

『附子』では、狂言方2人の大きな声と素っ頓狂な動きが観客の笑いを誘います。生徒にとっては一休咄のエピソードとしてなじみが深かったようです。

一方、女の恨みつらみを書いた『鉄輪』では、終始張り詰めた空気が会場を包み、静寂の中で物語の行末を見守りました。

職員の方々に暖かく受け入れて頂いた今回の観劇。古典作品に肌で触れ、教室の外での貴重な学びを得た一日となりました。

国立能楽堂の写真

中3総合 51回卒業生 奈良崎文乃さんのご講演~女の子の力を、世界を変える力にする~ 中3総合 51回卒業生 奈良崎文乃さんのご講演~女の子の力を、世界を変える力にする~

51回卒業生の奈良崎文乃(ならさき・ふみの)さんが、中学3年生に向けたご講演の為ご来校くださいました。

奈良崎さんは国際NGOプラン・インターナショナルに勤め、現在は大学院で研究に取り組まれています。講演では、「世界の貧困や教育格差に立ち向かう為、我々には何ができるのか」と、熱く語ってくださいました。

差別や偏見に直面しながら各国で暮らす同年代の少女たちに思いを馳せ、【女性の権利】とは何かと思案する生徒たちの表情は真剣そのものです。

日本に生きる子供たちとして、そして女性として、『知り、広め、そして参加することが大切だ』と奈良崎さんはおっしゃいました。他者の為に生きることを喜びとする、【Women for Others】の精神につながる大変意義深いご講演でした。

 

生徒が講演に耳を傾けている様子

ご講演にしっかりと耳を傾けています

大切と感じたところをメモしている様子

一生懸命メモを書き残す様子

中2総合 加藤先生講演会 中2総合 加藤先生講演会

お茶の水女子大学副学長 の加藤美砂子先生より、中等科2年生に向けて「イノベーションとは何だろう?」というテーマでご講演いただきました。光塩の卒業生である加藤先生は、現在、理学部生物学科教授と、理系女性育成啓発研究所の所長も兼任なさっています。

生徒たちはインベンション(発明)とイノベーション(革新)を比較しながら、幅広い分野の実践例を通して、イノベーションを生み出す秘訣を伺いました。

中1遠足 中1遠足

中1は、徒歩避難訓練と友達作りを目標にした遠足を行いました。
光塩の広域避難場所に指定されている和田堀公園への遠足です。和田堀公園は、光塩から歩いて3キロほどにあり、善福寺川沿いにある自然豊かな公園です。公園内には、かまどやマンホール型のトイレなど災害時を想定した設備があり、生徒たちは班に分かれて園内をまわって探してワークシートに書き込んでいました。また、ブランコやうんていなどの遊具も大人気で、広い園内を端から端まで思いっきり駆け回っていました。

帰路はさすがに疲れた様子を見せていましたが、園内でのワークショップを通してクラスを超えて多くの同級生と知り合い、園内の美しい自然と触れ合い、満足している表情が窺えました。

校内で避難経路を確認してから出発します

公園内で設備の確認

園内で昼食

自由時間を楽しむ

 

中2遠足 マザー牧場 中2遠足 マザー牧場

4月30日、中2はマザー牧場へ出かけました。

午前中はデイキャンプ場で班ごとに焼きそばを作りました。煙に燻されながらも、各班手際よく調理していました。

午後は園内を自由に散策し、牧場でソフトクリームをいただきました。

クラス替え後はじめての遠足で、新しい友達との交流を深めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

中1オリエンテーション 中1オリエンテーション

中1が学校生活を円滑に始めることができるよう、オリエンテーションが実施されました。

初めに校長から他者と交流するにあたってのちょうど良い距離の取り方についての話があり、次に学期ごとに行われるミサや祈りについての説明がありました。日々の朝終礼での祈りについては、やり方を教わってからみんなで一緒に唱えてみました。続いて、挨拶などの礼儀、授業前の瞑想、制服の変遷や着方の話がありました。また、翌日から始まる授業への参加の仕方についての話を聴きました。多くの生徒が真剣にメモをとっている姿が印象的でした。

その後は、体育館に場所を移して、互いを知るためのワークショップを行いました。生徒たちは誕生日チェーンや先生ビンゴ、サインワークなどを通してたくさんの人と関わって楽しいひとときを過ごし、中1生徒たちの笑顔があふれる一日となりました。

学校生活についての説明を聞く生徒たち

グループに分かれて自己紹介

「先生の好きな動物は何かな?」                           グループで話し合う生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

サインワークの様子

中等科卒業証書授与式 中等科卒業証書授与式

春の日差しが降り注ぐ好天のもと、中等科卒業証書授与式が行われました。

土曜日とあって多くの保護者が来校され、卒業証書を受け取る我が子の晴れ姿に目を潤ませていました。

生徒たちも、これまでの3年間を思い起しながら卒業証書を受け取り、すでに次のステージへと思いを馳せているようでした。卒業証書授与後、3か年皆勤者・3か年精勤者の賞状と花束の授与がありました。

授与式後の校長からの祝辞では、3年間の歩みを辿りつつ、この学年の特長である素直さ、まじめさ、探究心の強さが称えられました。教員に対しても心遣いのできるところや集団を上手にまとめていくことのできるよいリーダーがいることなどが思い出として語られました。

式の後、卒業生は全員舞台に上がり、クリスマス会で歌った合唱を披露し、ホール内の聴衆を感動の渦に巻き込みました。

証書を手にした卒業生たちは満面の笑みを浮かべて、ホール内で記念撮影を行いました。

中等科卒業証書授与

3か年皆勤、精勤者の表彰

卒業生の合唱「友」

中3 卒業探究ポスターセッション 中3 卒業探究ポスターセッション

2月26日(水)に中3は中等科3年間の締めくくりとして、卒業探究ポスターセッションを行いました。

生徒一人ひとりがそれぞれ決めたテーマについて1年間探究した内容をポスターにまとめ、

保護者や先生、中2生徒たちが見学する中、立派に発表をやり遂げました。

中1の学習発表、中2の探究チャレンジからステップアップし、3年間の集大成として成長を感じる機会となりました。

中1 学習発表 中1 学習発表

中1では2学期後半から、学習発表の準備を進めてきました。生徒はひとりずつ、今年学習した教科からひとつを選択し、学んだ内容をスライドにまとめました。

3学期には教科ごとにグループに分かれて互いに発表し合い、その後、その中から選ばれた各教科の代表者たちが、学年全体の前で発表を行いました。

代表者たちは、堂々とした様子でまとめたことを発表し、聞いている生徒からはエールやあたたかな拍手が送られました。

 

 

 

 

 

 

 

中3数学2「睡眠時間の標本調査」ワーク 続編 中3数学2「睡眠時間の標本調査」ワーク 続編

中3数学2の授業では、標本調査の学習の一環で睡眠時間を題材にしたワークを実施しています。

前回の記事はこちら

今回は、各自が計算した標本10個の標本平均、標本40個の標本平均を使って、標本平均のヒストグラムを2つ作成しました。
四分位数によってデータを4等分し、4色の色紙のいずれかに自分の標本平均を記入して模造紙に貼っていきました。
出来上がったヒストグラムは、中3の廊下に掲示しました。

そこには、先生から3つの“視点”が挙げられています。

「標本平均のヒストグラムはどんな形になりましたか?」

「標本の大きさが大きくなると、標本平均の散らばり具合はどうなっていますか?」

「母集団の睡眠時間の平均値はどれくらいであると推測できますか?」

各自が2つのヒストグラムを見て考察し、標本調査から母集団の傾向を読み取る経験をして欲しいです。

自分が計算した標本平均を確認中

色のついた紙に標本平均を書き込もう

自分の標本平均の紙を模造紙に貼っていきます

出来上がったヒストグラム
左が標本10個、右が標本40個