高1 山荘生活 高1 山荘生活

高1は、7月の末に、学年をA班B班の2グループに分けてそれぞれ2泊3日の日程で長野県の四阿山荘に行ってきました。

1日目は、山荘近くの薬草園を見学しました。薬草だけでなく、鳥の鳴き声やトンボなど、様々な自然との触れ合いを楽しんでいました。B班は残念ながら雨で行けませんでしたが、室内で卓球大会やけん玉大会などを開催して盛り上がっていました。夜は星空が感動的なほど美しく、理科科の教員による星座の説明にも全員が聴き入っていました。(B班は雨のため2日目に天体観測を実施しました。)

2日目は、やまぼうし自然学校のインストラクターによるネイチャートレイルを行いました。都会ではあまり目にすることのない植物や動物を間近に観察しながら、インストラクターの方がその名前の由来や特徴などを説明してくださっていました。「湿布の匂いがする葉っぱだよ」と教えていただいた場面ではみんなで葉っぱの匂いを嗅いで「本当だ!」と驚いていたのが印象的です。夜はキャンプファイヤーと花火を行い、山荘委員が考えたゲームで生徒も教員も楽しんでいました。(A班は雨のため室内でゲームを行いました。)

3日目は、お世話になった山荘をみんなで掃除し、様々な方に感謝を述べて山荘を出発しました。

この3日間を通して、豊かな自然に触れ合うことができただけでなく、集団生活の心掛けや人に対する感謝の気持ちなど、数え切れない多くのことを学ぶことができました。

 

1日目(薬草園)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目(ネイチャートレイル)

中1山荘生活 中1山荘生活

中1は7月の下旬に、1学年を2グループに分けて長野県にある四阿山荘に出かけました。

前半のA班では、生憎の雨模様のため、やまぼうし自然学校のインストラクターによる菅平高原のお話と、ネイチャークラフト(ドリームキャッチャー)作りを行いました。悪い夢だけを捕まえて良い夢を届けてくれるというドリームキャッチャー。生徒たちはその日の晩、枕元に自分の作ったものを置いて就寝していました。

後半のB班では、晴天に恵まれ、同じくやまぼうし自然学校のインストラクターによるネイチャートレイルを実施しました。菅平高原の自然を観察しながら、五感で森に親しむプログラム。往復5時間の道のりを歩き切り、生徒たちは達成感に満ち溢れていました。

A班・B班共に夜には屋外でキャンプファイヤーを実施でき、各班が出し物を披露しました。

今回の山荘生活で、クラスの垣根を越えて友達の輪が広がった生徒も多く、2学期以降の学校生活が楽しみです。


1学期終業式 1学期終業式

梅雨明けした青空から強い日差しが照りつける日、1学期終業ミサと終業式が行われました。

ミサの中で神父様は、ミサが他者に対しての自分の接し方を振り返る時間になると話されました。そのお話は終業式での校長訓話にも繋がるものでした。

校長訓話では、1学期を終えるにあたって今年度の学校目標「他者に向かって開く」を実現できたかを振り返ってみましょうとの呼びかけがありました。他者との関わりにおいてはうまくいかない経験も重要で、傷ついたり、悩んだりしながらも「ありのままに受け入れいっぱいゆるしていっぱい信じていっぱい愛していきましょう」との言葉で締めくくられました。生徒たちは、具体的なわかりやすい話に聞き入っていました。

(校長あいさつの内容はこちら

終業式後、賞状授与式が行われ、校内のコンクールはもとより外部団体のコンテストやコンクール、競技大会で栄えある賞をいただいた生徒たちの栄誉が称えられました。

授与式に引き続いて行われたのが、「タイ・スタディツアー」についてと「ラーニング・コモンズ」についての発表です。

「タイ・スタディツアー」は上智大学主催の高大連携プログラムです。26の学校から各1名参加ということで、光塩代表に選ばれた高2のA.N.さん。6日間のプログラムで学んだことを、写真を見せながら語ってくれました。タイの大学、コミュニティ、マーケットなどへの訪問やスラム街でのボランティア活動を通して、タイの様々な面を見られたことが有意義だったと、生き生きと語ってくれました。

「ラーニング・コモンズ」が9月にリニューアルオープンするにあたり、「ラーニング・コモンズ」の存在そのものを知ってもらい、活用してもらう目的で、ラーニング・コモンズチーム(中3有志)が動画をまじえて発表しました。わかりやすく親しみやすい発表で、今後ますます「ラーニング・コモンズ」利用者が増えることでしょう。

 

1学期終業式ミサ

タイスタディツアーの報告

ラーニングコモンズチームの発表

 

高2修学旅行に向けての探究プログラム 高2修学旅行に向けての探究プログラム

高2は、秋の京都への修学旅行の事前学習として、株式会社らくたび代表若村亮氏より、「らくたび講座」を受けました。京都の歴史、世界遺産、暮らし、社寺参拝の習わしなどをクイズ形式で学び、班別自主研修で行ってみたい社寺について、それぞれがイメージをふくらませていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

参加した生徒からは以下のようなコメントがありました。

「今回の講演を伺って、京都の歴史や文化のイメージがさらに深まりました。講演後、班の仲間とも自主研修で行く社寺について話が弾みました。修学旅行が近づいてきて楽しみになるとともに自分の教養、探究活動もさらに深まって、非常に有意義な時間でした。」

「社寺などの世界遺産の話題を中心にご講演くださり、京都の歴史的建造物について深く理解できました。修学旅行の準備段階である今、京都への関心が高まり、社寺について調べるようになりました。修学旅行を通して探究活動を行うため、より良い学習ができるよう、講演で教えていただいた内容を十分に活かしていきたいです。」

→ 去年の修学旅行(10月)のダイアリーはこちら

生活委員会「全力週間」 生活委員会「全力週間」

生活委員会では、学期ごとに「~週間」を行って学校生活の向上を図っていますが、今学期は、生活委員会に所属する各部がそれぞれの活動に全力で取り組む「全力週間」を実施しました。

生活委員会の役員は、生活委員会を知ってもらうための動画を全力で作成。生活委員会の取り組みをクイズにしました。また、「全力週間」の文字が入った腕章を終日つけるなど、「全力」で委員会活動をアピールしていました。

また、朝礼時と昼休みに放送を流して各部の活動を紹介したり、校内の至る所に各部の部長・副部長が描いたポスターを掲示して積極的にアピールしたりしました。これまで「生活委員会」の活動になじみがなかった方々にも、十二分にアピールできたのではないでしょうか。

全力週間

 

中1遠足(森と湖の楽園) 中1遠足(森と湖の楽園)

4月30日(火)、中1は河口湖にある森と湖の楽園に遠足に出かけました。

午前中はリアル宝探しゲームに班ごとに挑戦しました。得点の高かった班には賞状が贈られました。お弁当を食べたのち、午後の自由時間には教員を巻き込んで鬼ごっこやだるまさんが転んだで遊び、体を動かして楽しんでいる様子がうかがえました。

生徒総会 生徒総会

光塩祭が終わり、新年度体制での校友会(生徒会)が始動するにあたり、中1から高2までが一堂に会し、生徒総会が行われました。
校友会の組織である総務委員会・生活委員会・クラブ委員会の各委員長から、それぞれの委員会の説明および役員紹介がありました。
各委員長の説明からは、委員会活動をより良いものにしていこうとする意気込みが感じられ、会場にいた在校生一人一人が組織の一員であることを自覚した時間となりました。

(以下、総務委員長の挨拶より抜粋)

 校名の由来である聖書の箇所があらわす通り、光塩は他の誰とも代わることのできない、ユニークな皆さんお一人お一人によって作り上げられています。光塩の 9 月の体育祭に命を懸ける人もいれば、教室で本を読むのが好きな人もいるでしょう。一人一人の思う光塩の好きなところが違うのと同じように、改善してほしい所も違って当然です。その上で、総務委員会では、できるだけ多くの光塩生にとって、さらには私たちが作った伝統を受け継いでくれる未来の光塩生にとって、より良い選択をしていくつもりです。光塩の好きなところをより好きになってもらい、多くの人が改善してほしいと思うところを改善する。総務委員会は、一人一人が、光塩に通っていて良かったと思えるような、あたたかい学校の雰囲気作りを目指します。皆さんもこれを機に、友達との他愛ない会話や、授業中の小さな発見など、当たり前だと思いがちな学院生活の些細な幸せも見つめ直してみませんか?
 委員長である私も、皆さんが光塩生で良かったと思える瞬間を増やせるように、毎日の当たり前を大切に、一年間精一杯務めます。よろしくお願いいたします。

第53回光塩祭(テーマ「綾」) 第53回光塩祭(テーマ「綾」)

第53回光塩祭が開催されました。コロナが5類になった今年は、土・日両日にわたって公開され、学校見学者・保護者・卒業生と、数多くの来場者を迎えての開催となりました。

運動部は招待校やOGとの試合、文化部はホールでの公演や教室での展示で、1年間の成果を披露しました。高3は光塩祭をもって引退ということで、入部以来積み上げてきたものと部員間の協力とを織り合わせ、一人一人の「綾」を表現するよう、パフォーマンスに努めました。

光塩祭のテーマである「綾」にちなんだポスターコンクールには多くの力作が寄せられ、来場者の目を惹きつけていました。

以下に、光塩祭実行委員長(N.Mさん)の言葉の抜粋を掲載します。

今年の光塩祭のテーマは「綾」です。光塩で使われている「ごきげんよう」という挨拶は、相手の健康を気遣う心優しい表現です。会った時のごきげんようは「元気にお会いできて嬉しいです」という喜びや感謝の気持ちを込め、別れる時のごきげんようは「次に会う時までどうかお元気で」という願いを込めて挨拶するものです。この光塩祭が美しき日本の心を表す機会となるよう、今年のテーマは漢字に決定しました。

「綾」という言葉は女性の名前にもつけられる美しい響きの日本語です。綾には上品で奥ゆかしいという意味がありますが、本来は、たて糸とよこ糸を斜めにかけて織り出す模様のことをいいます。私たち一人一人の個性や能力が一本一本の糸となって交わり、綺麗な模様を作り出したいという願いが込められています。光塩祭という一つの大きな綾織物を完成させるためには、どの糸も大切で欠かすことができません。弱った糸があれば、周りの糸が支えて布地を強くしてくれるでしょう。美しい糸は他の糸と交わりさらに輝きを増すでしょう。こうして作りあげた模様の美しさは、一生私たちの心に残るものと信じています。強く、温かく、そして華麗な「綾」を一緒に織り上げていきましょう。

バスケットボール部

バレーボール部

アンサンブル部の演奏

ダンス部公演

演劇部公演

ミュージカル部公演

3学期終業式・中等科卒業証書授与式 3学期終業式・中等科卒業証書授与式

桜の開花が待たれる晴天の下、2023年度を締めくくる3学期終業式と中等科卒業証書授与式が行われました。

中等科生のみが参加したミサは、中等科を卒業する中3のためにささげられました。神父様はご自分が着用されていたバラ色の祭服が、近々訪れるイースターの折に使われるもので、「期待を込めた喜び」を表すので、今日のような式典に選ばれると話されました。そして、このような「恵み」に会うためには「愛する」ことが大切で、人と人との関わりも相手をすべて「受け入れる」=「愛する」ことだと話されていました。また、今の自分をありのままに受け入れることが大切とのお言葉もありました。

ミサに引き続いて行われた終業式の中では、校長先生から「自分をも他者をも受け入れる」ことの大切さが伝えられました。校長先生のお話はご自身の実体験をユーモアを交えてわかりやすく述べられたもので、在校生一同相槌をうちながら熱心に聴いていました。

終業式後、中3卒業証書授与式が行われました。この日のために多くの保護者が来校され、生徒たちの晴れ姿を目を細めてご覧になっていました。一人ひとりが校長先生から卒業証書を受け取った後、3か年皆勤賞・3か年精勤賞の受賞者が壇上に上り、賞状とともに賞品と花束を受け取りました。生徒たちの表情はことなし終えたという達成感と喜びに満ちあふれていました。

卒業証書授与式後に、友と過ごした3年間を振り返りつつ、中3全員でクリスマス会の折に歌った曲を合唱し、ホール内は感動に包まれました。

卒業証書授与の様子

賞状授与

中3からの記念品贈呈

中3全員による合唱

中3担任からの挨拶

 

 

中2ふれあい天文学 中2ふれあい天文学

2月17日(土)に、国立天文台の菊田智史先生よる特別授業が行われました。

すばる望遠鏡などを使った遠方銀河の観測研究をしていらっしゃる先生から、「宇宙と仲良くなる1時間」というテーマでお話していただきました。

先生は、最新の望遠鏡で撮影した、思わず息をのむほど美しい天体の写真や動画も交えながら、天文学者になった経緯や、普段のお仕事の内容、宇宙や銀河の不思議、天文学の面白さや魅力、研究者としての生き方などについて、熱心にお話してくださいました。

講義の途中で、Mitakaという4次元デジタル宇宙ビューワーを用いて地球から宇宙に飛び出し、太陽系や銀河系、さらには宇宙の果てまで移動して、天体の形や様子、宇宙の大規模な構造を体感させていただき、まるで宇宙への小旅行をした気分になりました。

私たちのからだをつくっている元素や、身の回りにある元素は、星の生と死の繰り返しによってできたものなので、我々は星の子である、というお言葉や、正体不明の謎の物質であるダークマターで私たちの身の回りも包まれている、といったお言葉も印象に残りました。

生徒にとって、宇宙の壮大さや魅力を知り、天文学に対する興味関心をより一層深める貴重な機会となりました。