高2 京都・奈良探究活動 高2 京都・奈良探究活動

高2では、10月に予定していた京都・奈良への修学旅行の代替行事として、京都・奈良に関する探究活動や体験講座を実施しました。

1日目
1学期から、京都・奈良に関して事前に探究した内容を、グループに分かれて発表しあいました。テーマも発表方法も様々で、自分の学びが深まるのはもちろん、ほかの人の発表を見て視野を広げることもできました。

 

 

後半は、360度映像を使って、京都・奈良の名所の見学を疑似体験しました。臨場感あふれる映像で、大仏の大きさや、トロッコ列車からの景色の美しさを堪能しました。

 

 

 

2日目
金銀糸、京房紐、型友禅という3つの伝統工芸の中から1つを選び、オンラインでつながった職人さんのお手本を見て、質問も交えながら真剣に製作しました。

「金銀糸」を使ったブレスレット

「京房紐」のストラップを製作中

「型友禅」で絵に色をつけてタンブラーに

 

 

 

 

 

 

その後、京都の舞妓さんとのオンライン交流では、京舞を2曲鑑賞し、舞妓さんに関するクイズに挑戦しました。優美な身のこなしや繊細な京言葉など、現代に息づく伝統芸能の一端に触れるひとときとなりました。

 

 

教室を映像でつないで実施した旅行委員企画

3日目

ここまでの2日間に学んだことを振り返り、さらに自分が知りたいと思ったことを調べ、考える活動を行いました。各自が「京都半日プラン」と題したオリジナルの旅行計画を立て、修学旅行のより具体的なイメージをふくらませました。
最後に、体育祭応援団や旅行委員による企画を楽しみ、みんなで一緒に過ごすことで、あらためて学年の絆を確認しました。

中3 東北探究 中3 東北探究

中3では、10月に予定していた東北への修学旅行の代替行事として、10月4日(月)~6日(水)に東北探究を行いました。

1日目  弘前探究プログラム:興味を持った分野について、現地の弘前の方々からオンラインでお話をうかがいました。
    『るるぶ』特別授業 表現力講座:購読者に興味をもってもらうためのリサーチ力・表現力を学びました。

2日目 震災講話:震災伝承と防災学習のための施設「いのちをつなぐ未来館」の方よりオンラインでお話をうかがいました。
    防災学習:防災バックの中身として、現在必要なもの・20年後の未来に必要になるものを考えました。

3日目 まとめのプレゼンテーション作りと発表
    レクリエーション

生徒たちは、普段の学校生活と違うプログラムに熱心に取り組んでいました。最終日は、旅行委員が工夫を凝らして企画したレクリエーションに参加し、クラスの垣根を越えて交流を深めていました。

弘前探究プログラム

『るるぶ』特別授業

プレゼンテーション発表

プレゼンテーション発表

レクリエーション

お弁当・お土産

創立90周年記念ミサ 創立90周年記念ミサ

9月22日、創立90周年記念ミサをメルセダリアンホールにおいて捧げました。新型コロナウイルス感染症感染防止のため、皆様に広く御声掛けすることは叶わず、メルセス会のシスター方、学園役員やふじなみ会(同窓会)役員、そして創立時から御縁を戴いている聖心学園の先生方に来賓として御臨席戴き、カトリック信者以外の初等科児童・中高等科生徒・教職員は、ライブ配信を通してミサに与りました。パイプオルガンの演奏に始まり、理事長挨拶、森司教の入堂と続きました。「過去に感謝、今に誠実に、未来に希望を。」これは、記念ミサでの森司教のお言葉です。創立者マドレ・マルガリタが来日し、日本の子供たちのために教育の場を作られたことに感謝するとともに、今を生きる私たちは誠実にこの一瞬一瞬を生きていくことが肝要であると、お話しされました。「未来に希望を」は、未来を担う子供に光を吹き込み、光の子として育てること―それが、他者へ希望の光を与えるというお話で、光塩の校名の由来に繋がる、分かり易いお話しでした。ミサの中での聖歌隊の歌、音楽科教員による演奏は、いずれも晴れの場にふさわしく、音楽の力を再認識させるものでした。閉祭の歌としては、「み母マリア」が歌われ、マリア様が光塩の未来に温かなまなざしを注いでおられるのが感じられました。中・高等科校長による終わりの言葉の後、パイプオルガンとピアノとで演奏された「ハレルヤコーラス」は荘厳かつ華麗で、光ある厳かな雰囲気の中、皆心一つに、神様に賛美と感謝の祈りを捧げました。

森司教の入堂

ご聖体拝領の様子

佐野校長の終わりの言葉

2021年度体育祭 2021年度体育祭

今年の体育祭は、コロナ感染予防の観点から校内で2日間に分けて実施されました。種目も接触や密集の少ないものに限定して行いました。また、例年は6学年対抗で総合得点を競いますが、今年はそれぞれの競技について、順位を発表しました。体育館でも校庭でも一度に競技できる人数を制限したため、教室での待機時間が長くなりましたが、過去の体育祭の録画を上映し、校庭の種目のLIVE配信をするなど工夫がなされ、生徒たちは有意義な時間を持てたようです。体育祭の締めくくりは光塩伝統のPXの人文字を高3が作り、アシジのフランシスコの平和の祈りを唱えながら、心を一つにして世界平和を祈りました。生徒・教職員が協力して、コロナ下での新しい体育祭の形を示した2日間でした。

玉入れ

大玉転がし

台風の目

メデシンボール

 

 

 

 

 

PXの動画はこちら

高1 自然教育園での探究活動 高1 自然教育園での探究活動

7月、高1は例年行っている四阿山への登山の代替として、目黒にある国立科学博物館附属自然教育園に行きました。昨年は数々の行事が中止となり、自然に触れる機会が大幅に減りましたが、今年はNPO法人やまぼうし自然学校のインストラクターによるガイドの下、自然教育園に生息する様々な動植物に触れ、心地よい森林浴と散策に汗を流しました。「なぜ葉は緑色?」「どうして日なたに咲く植物にはトゲが多い?」など、生徒たちは様々な視点から問いを見つけ、探究しました。棕梠の増加から、気候変動が起こす森の変化に思いを馳せ、食物連鎖のピラミッドの頂点にいる人間という存在の責任を実感するなど、生徒たちそれぞれが、自然の一部である人間存在としての「私」を見つめる機会となりました。

自然教育園

メモを取り熱心に聞いていました

感染対策のためパーソナル受信機を使って説明を聞きました

水生植物園で話を聞く生徒たち

 

中1遠足 中1遠足

中1は、学年を半分に分けて遠足を実施しました。学校からバスで河口湖近くにある「森と湖の楽園」へ行きました。中1にとって校外学習は初めて、しかも団体行動も初めてでしたが、班で楽しく宝探しゲームを行うことができました。校内ではクラス単位で活動することがほとんどですが、この遠足では、これまで話したことのなかった人との交流を図り、他クラスと混合編成の班にしました。園内地図を手に、協力して謎を解いたり、宝箱を探したりしていく中で、皆次第に打ち解けていく様子が窺えました。これからさまざまな団体行動を行っていく上での大きな一歩になったと思います。

班で協力、宝探し

謎解きに夢中

あっ!みつけた!


 
 
 
 
 
 

防災訓練 防災訓練

中間試験最終日、防災訓練を行いました。
大地震が起きたことを想定し、机の下にもぐり、防災頭巾をかぶりました。
また、生徒役・保護者役に分かれて引き取り訓練を 実施しました。

 

第50回光塩祭 第50回光塩祭

春の陽光が照り輝く中、第50回光塩祭が開催されました。コロナ禍での開催ということで、来場者数を制限し、感染対策に努めました。今年度のテーマは「Diamond」。このテーマについて、実行委員長のH.Hさんはパンフレットの中で次のように述べています。(以下抜粋)

「Diamondは、光塩生自身を意味します。ダイヤモンドには黒、赤、青など様々な色があります。また、光を反射し、自らを輝かすとともに研磨剤などとして他者を磨くため、より魅力的にするために働きます。光塩祭での生徒たちも個性豊かに様々な色に輝いています。当日までには仲間と協力し合い、他者のためにたくさん働きます。光塩祭に向けて仲間と共に切磋琢磨する光塩生はまさにダイヤモンドです。さらに、Diamondというテーマには強い絆と強い意志をもって光塩祭を目指すという思いが込められています。……中略……ダイヤモンドは「世の光、地の塩」の精神に通じるものがあります。ダイヤモンド、光、塩、これらはすべて他者のために働くという役割を担っています。光塩祭では自分が輝くことも大切ですが他者のために働き、他者を輝かせることも同じように大切です。互いを照らし合うことこそが真の輝きを放つことに繋がります。……後略……」

新型コロナの影響で部活動が制限される1年でしたが、委員長の言葉通りにそれぞれが自分を最大限に輝かせながら協力し合い、見事な光塩祭を作り上げていました。その一部を写真でご紹介します。

光塩祭シンボルマーク

ポスターコンクール

バドミントン部試合

 

 

 

 

 

ミュージカル部公演

茶道部オリジナルの和菓子

 

 

 

 

 

 

 

中等科・高等科入学式 中等科・高等科入学式

雲ひとつない青空の下、入学式が催行されました。新入生ひとり一人の氏名が読み上げられた後、校長から入学許可宣言が出されました。次に新入生の代表者が入学にあたっての宣誓をし、校名の由来であるマタイ福音書5章13節~16節の朗読をしました。校長式辞では、私たちが神から選ばれた「光」であり、「塩」であり、かけがえのない存在であること、他者も自分も「歓待する」寛容さが大切であることが述べられました。学年進行の目標を経て、「他者のために生きることを喜びとする」女性に成長していってほしいとの願いも強調されました。新入生は皆、真剣なまなざしで校長の話に耳を傾けていました。

入学式の様子