中3 「プラン・インターナショナル」講演会 中3 「プラン・インターナショナル」講演会

本日、中3は総合の時間に、光塩女子学院卒業生でもあり、プラン・インターナショナルの職員として世界中の様々な課題解決に携わっていらっしゃる、奈良崎文乃さんのお話を伺いました。

「女の子の権利」というテーマで、いくつかの動画を拝見しながら、女子教育の重要性、慣習や偏見からくる早すぎる結婚など、様々な問題について学びました。世界には、貧困や性差別に苦しむ、たくさんの同世代の女の子たちがいる。その事実に気づくとともに、自分たちには何ができるか思いを巡らせました。

また、質疑応答のコーナーでは、プラン・インターナショナルの取り組みや日本におけるジェンダー格差、さらには奈良崎さんの思いなど、興味のあることについて積極的に質問し、学びを深めました。

マッチ先生が贈る今月の一句ー10月 マッチ先生が贈る今月の一句ー10月

「夕日浴びていろいろはゆるもみぢかな」

紅葉狩りの季節になりました。以前テレビ番組で「葉っぱはなぜ紅葉して落ちるの?」という質問がありました。回答者は、わかりやすく「紅葉して葉を落とすのは木本体を守るため」と答えていました。生物学的には、もっと説明が必要なのでしょうが、私はその簡潔な答えに妙に納得しました。寒い冬になっても葉をつけていると、雪や氷のために木自体が弱ってしまうとのこと。葉っぱが木を去ることによって木を助けているのだなあと思いました。

そのとき、ふと思い出したのがレオ・バスカーリア著『葉っぱのフレディ』という童話です。この作品は、春生まれたフレディという名の葉っぱがたくさんの仲間たちと夏を過ごし、秋になって皆それぞれに紅葉し、やがてひと葉ひと葉、木を離れて旅立っていくという物語です。

フレディもついに木を離れていきました。フレディは空中を舞いながらもとの木のたくましい姿を目にします。そのとき、友人から聞いた”いのち”という言葉を思い出し、”いのち”は永遠に生きているのだと悟るのです。

少し長くなりますが、『徒然草』にも落葉に触れた段があります。

「木の葉の落つるも、まづ落ちて芽ぐむにはあらず、下より兆(きざ)しつはるに堪へずして落つるなり」(155段より)つまり、ある季節の終わりは次の季節の始まりと重なっているということなのです。

私たちも、このように次の世代へと「いのち」のバトンを繋(つな)いでいくのだと考えると勇気づけられます。少し寂しさを感じさせる落葉を、別の角度からとらえてみませんか。

オーストラリア ターム留学(参加した生徒の声) オーストラリア ターム留学(参加した生徒の声)

私たち 3 人は 10 週間のオーストラリア留学へ行って、オーストラリアのLourdes Hill College に通いました。現地の学校では 4 学期制をとっており、私たちはその 1 学期分を現地で学びました。それぞれ別のホストファミリー先に滞在し、放課後や休日などはホストファミリーとの時間を楽しみました。

学校の授業では教科を選択でき、それぞれが好きな教科を 7 科目学びました。3 人全員がJapaneseの授業を受けていたので、光塩の紹介や茶道体験、光塩の家庭科で作った絵本の読み聞かせなどをして日本文化を共有しました。また、異文化交流の一環として、オーストラリアで人気のお菓子を試食させてもらうなどして、Japanese のクラスメイトとは特に親睦を深めました。

オーストラリアの授業と日本の授業を比較してみて驚いたことは、3 つあります。第一に、授業はパソコンを主軸として行われ、課題や板書も全てパソコン上でできたことです。第二に、この学期ではほとんどの教科で試験がなく、レポートが評価の対象だったことです。そして、第三に、日本で暗記がメインとされている教科も、探究する力が重視されていたことです。

この留学を通して、私たちはオーストラリアで、現地校の生徒一人一人が自分の生き方と向き合っているのを見て、より高くを目指して主体的に学び続けることが大切だと学びました。この留学で学んだことを、これからの学院生活にも生かしていきます。

教養演習ANNEX 教養演習ANNEX

「教養演習ANNEX」と題して、高1・高2全生徒対象で特別講義を実施しました。生徒は、大学(東京農工大、上智大、津田塾大、東京薬科大、日本大、立命館アジア太平洋大、早稲田大)の先生方や企業の講師の先生による8つの特別講義から1つを選んで参加しました。テーマは、古典文学、経済学、異文化理解、言語学、物理学、化学、生態系、生命倫理と多岐に渡っています。大学の教養科目の講義やゼミ授業を体験するような、普段の授業とは一味違う貴重な時間となりました。同じテーマを選んだ人とは積極的に意見交換し、違うテーマを選んだ人とは自分が得た知見を共有してさらに教養を深める、贅沢な「知」のひとときを過ごしました。ここを起点としてさらに探究心を深める光塩生の姿が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

高2自由選択科目 理数探究基礎 高2自由選択科目 理数探究基礎

今年度から、高2の自由選択科目として「理数探究基礎」が開講されました。数学・理科・情報などの多教科の教員が関わり、生徒も文系・理系を問わず受講しています。理数探究基礎では、理科の実験の測定値を表計算ソフトで図表化して規則性を見出したり、実験結果を数学的に考察して公式を導いたり、研究倫理や論文の書き方を学んで報告書を作成したりと、知識習得型の授業とは一線を画す探究的な授業を行っています。教員の説明はほどほどに、授業時間の大部分は生徒たちが自発的に活動します。結論がわからない状態で仮説を立て、実験結果を見て驚く生徒たちの顔は、とても生き生きとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

高2 修学旅行 高2 修学旅行

高2は、10/3(火)~6(金)の3泊4日で、京都・奈良へ修学旅行に行きました。

1日目は、奈良公園めぐりを行いました。東大寺の大仏殿や興福寺の国宝館を見学したり、野生の鹿と触れ合ったりと、班ごとに思い思いの楽しみ方で散策しました。

2日目は、法隆寺と薬師寺を拝観しました。普段なかなか見ることができない飛鳥時代の様式の建造物や仏像などを、目を輝かせながら見学していました。

3日目は、事前に計画したプランに沿って、京都市内を各班で周りました。なかなか計画通りにいかない班もありましたが、全ての班が大きなトラブルなく無事にホテルに帰着できました。夕食では友人同士の会話を楽しみながら、コース料理を美味しくいただきました。

4日目は、宇治平等院と醍醐寺を拝観しました。最終日ということもあり、みんな名残惜しそうにたくさん写真を撮っていました。

修学旅行期間中は、楽しいだけではなく、苦労した出来事もあったと思いますが、この4日間の様々な経験は、全て今後の学院生活に活かされることでしょう。

 

1日目(奈良公園めぐり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日目(法隆寺・薬師寺)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日目(京都市内班別自主研修、写真はホテルの朝食・夕食)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4日目(宇治平等院・醍醐寺)

 

 

 

 

 

 

 

高2 修学旅行事前学習(金銀糸アクセサリー体験) 高2 修学旅行事前学習(金銀糸アクセサリー体験)

高2は、修学旅行前日の10/2(月)に、京都で生産された金銀糸でブレスレットを作る体験をしました。現地の職人さんからオンラインで説明をいただき、細かい作業も友人同士で協力しながら、一人ひとりが綺麗なブレスレットを完成させました。出来上がったブレスレットは、体験が終わった後もしばらく身に着けていました。翌日の京都・奈良への修学旅行が、もう待ちきれないといった様子でした。

中1秋の遠足 中1秋の遠足

2学期も早1か月経過した10月初め。中学1年生は立川にある昭和記念公園まで遠足に出かけました。

空は雲一つない晴天!太陽が常に顔を見せ、広い園内をどこまでも照らします。

午前中は学年全員でしっぽ取りゲーム。クラス対抗で取られた本数を競いました。

思い切り駆け回った後は大きなけやきの木陰で昼食をとり、続いてカメラを使った園内散策のレクリエーションです。使い捨てカメラを各班1台ずつ持ち、公園中を自由にめぐりながら、与えられた『お題 』に沿ってたくさんの思い出を撮りました。風に揺れるコスモス、カラフルなベンチ、そしてこの日のために仮装した先生たち。パシャリパシャリとシャッターに刻んでゆきます。

午後の空気は涼やかで、ゆったりとお散歩を楽しむ人、目一杯体を動かす人、それぞれが清々しい時間を過ごします。

待ちに待った秋を全身で感じる穏やかな遠足となりました。

大きなけやきに向かって走れー!!

おそろいのハンドサイン『6』に注目。6班のポーズでパシャリ!

中2秋の校外学習 中2秋の校外学習

ぬけるような青空のもと、中2は上野への校外学習にでかけました。午前中は西洋美術館・東京国立博物館・国立科学博物館の3館から各自が選んだ館を見学し、午後は上野動物園へ行きました。事前に何を中心に見学するのかを考えての訪問で、皆熱心にメモを取りながら見学していました。事後学習として、学んできたことをレポートかスライドにまとめてもらう予定です。

昼食タイムには、園内の木陰にあるベンチに腰掛けて班ごとに和気あいあいとお弁当を食べました。昼食後は、各班で見たい動物の見学です。

やはり人気だったのは、パンダの子ども。ペンギンやゴリラも人気がありました。生徒たちは広い動物園内をたくさん歩き回り、たくさんの動物たちを観察して少し疲れた様子でしたが、皆満足そうに動物園をあとにしました。

国立科学博物館

熱心に見学する生徒たち

上野動物園でペンギンを見る生徒たち

和気あいあい