ウクライナ支援のための街頭募金 ウクライナ支援のための街頭募金

7月22日、ウクライナ緊急支援のための街頭募金が行われ、戦禍のウクライナの人のためにと、有志の生徒18人が交代でJR高円寺駅前に立ちました。「がんばってくださいね」と生徒に声を掛けながら募金に協力される方もいて、はじめは恥ずかしそうにしていた生徒も、次第に呼びかけの声が大きくなりました。暑い夏の一日の終わりには、ボランティア活動の成果で募金箱はしっかりと重くなりました。この街頭募金は、昨年夏の募金、今春のウクライナ応援チャリティコンサートから続く継続的な支援で、区内の東京立正高校、杉並学院、高円寺学園の各校と合同で実施されたものです。集まったお金は、ウクライナからの避難者・これから避難してくる人のために寄付されます。

 

マッチ先生が贈る今月の一句ー7月 マッチ先生が贈る今月の一句ー7月

マッチ先生の今月の一句ー7月

打ち水も湯気たてている昼下がり

   朝まだき川風渡る散歩道

夏休みに入りました。皆さんにとって、夏休みの一番の楽しみは何でしょうか。家族でのお出かけ、家族旅行、それとも友人と遊びに行くことでしょうか。

自分の幼少期を振り返ってみると、楽しかった思い出として記憶に残っているのは、近所の神社の夏祭りです。盆踊りの曲がかかると、心が弾んで、見よう見まねで手足を動かしていたのを思い出します。夜店も楽しみの一つでした。定番の金魚すくい、ヨーヨー釣り、それに射的・輪投げなどのゲームを友人と一緒にするのがとても楽しかったのを思い出します。でも一番心に残っているのはお祭りそのものの雰囲気でした。夏の夜、昼の暑さが少し収まってきた宵に賑やかな音や提灯のおぼろげな灯りの中で繰り広げられる催しのそこはかとない奥ゆかしさ、それが好きでした。

コロナ禍でしばらく中止されていた各地のお祭りも少しずつを戻ってきています。今年は隅田川の花火大会も開催されるとのこと。今年の夏は、久々に夏の夜の風物詩を味わってみてはいかがでしょうか。みなさんがこの夏、自分なりのすてきな思い出作りをされることを願っています。

カテゴリー:表彰

2023夏 表彰 2023夏 表彰

中・高等科の生徒が表彰されました。

中3倫理 シャプラニール訪問 中3倫理 シャプラニール訪問

中3倫理のテーマ学習の一環として、希望者10名が シャプラニール=市民による海外協力の会 を訪問しました。

 

シャプラニールは南アジアの貧困問題解決に取り組むために設立された国際協力NGOです。バングラデシュやネパールにおいて児童労働の予防や削減、地域防災支援などに取り組んでいます。

 

訪問の前半は、スタッフの方からシャプラニールの活動や家事使用人として働く少女たちを取り巻く問題などについてお聞きしました。後半は支援活動の体験として、寄付された未使用切手を郵便局で新しい切手シートに交換してもらうための整理をお手伝いしました。

 

期末試験明けの疲れを見せることもなく、熱心にメモを取りながら話を聞く姿にスタッフの方も感心していらっしゃいました。切手の整理作業は、さまざまな切手のデザインを話題に楽しくお話しながら丁寧に取り組みました。

ラーニングコモンズ、開室準備中! ラーニングコモンズ、開室準備中!

学期末の大掃除の日…のはずが、5号館1階では掃除ではなく、みんなで本にラベルを貼ったり、ハンコを押したりの作業が行われました。このお部屋は、長年、小論文指導にあたってきた佐野摩美前校長先生の蔵書の寄贈を受け、新しくできたラーニングコモンズです。「AI・情報」「生命倫理」「日本文化」などなど、幅広いジャンルの書籍コレクションを貸し出しできるよう、この日はラベルを貼って蔵書印を押しました。蔵書印は本を読む女の子をタヌキがのぞき込むかわいいデザイン。2学期の開室を前に、準備が着々と進んでいます。今は高3の廊下に出張文庫が出ていますが、開室したら多くの生徒がラーニングコモンズに足を運んでくれるといいな、とタヌキが願っているように見えますね。

 

 

中2キャリアイベント 中2キャリアイベント

 

中2は、2回の総合の時間を利用して、キャリアイベントを実施しました。

まず1回目は、職種の異なる3名の方から「働く楽しさ」の原点をどこで見つけたかをお話しいただきました。

すでに学生時代にその種が蒔かれていたこと、具体的な答えが見つからなくても目の前の事に懸命に取り組む中で、「天職」が見えてきたことなど、生徒たちの進路探しに大いに役立つ内容でした。

2回目は、講演を聴くだけでなく、聴いた話について感想を述べ合ったり、自分の考えを小グループで発表し合ったりするワークショップ形式で、非常に有意義な50分間でした。

それぞれに合った仕事を知るための「RIASEC」という適職診断も行い、生徒たちはこれまで気づかなかった自分の一面を知り、将来の職業へと思いを馳せていたようです。

キャリアイベントのまとめとして、「明日からのアクション」と題したカードをそれぞれが作りました。明日から取り組めることを言葉に表し、具体的な行動に移すところから、将来の自分へと繋げていってほしいと願っています。

 

講演者のお話

お話に耳を傾ける生徒たち

意見の分かち合い

マッチ先生が贈る今月の一句ー6月 マッチ先生が贈る今月の一句ー6月

「祖母とした茅の輪くぐりのゆかしさや」

「軒先に風鈴揺れる昼下がり」

マッチ先生の今月の一句ー6月

暑くなってきましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

「煤払い」というと、年の瀬・大晦日を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、古代の人は、実は半年に一度、煤払いをしていました。一年のちょうど半分の6月に行われる煤払いが「六月祓」。百人一首の中にも登場します。いかにも夏らしい素敵な和歌なので、紹介します。

風そよぐならの小川の夕暮れはみそぎぞ夏のしるしなりける   藤原家隆(百人一首98番)

家隆は、百人一首を選んだ藤原定家と並称されるほどの優れた歌人でした。陰暦の6月末は現在の暦では7月下旬に相当するので、そよぐ風や辺りの様子には秋の気配が漂っていたと思われます。けれども、少しも不自然さを感じさせないのは、歌の力とでも言えるのでしょうか。

時間に追われた毎日を送っていると、心が乾燥しているなと感じられることがあります。そんな時、昔の人の詠んだ和歌や詩に触れると心が癒されていくのを感じます。心がカサカサしているなと感じたら、和歌や詩を通して昔の人の声に耳を傾けてみませんか。

オープンスクール オープンスクール

土曜日の午後、小学生対象のオープンスクールが開催されました。

オープンスクールは、クラブ活動を見たり、授業体験をしたりしながら校内を巡り、光塩女子学院の学校生活の一端を直に味わっていただく企画です。たくさんのクラブを見ていただくために、主催したクラブ委員会の生徒たちの考案で、シールラリーも行いました。かわいい手作りシールは大好評。見るだけでなく、体験できるクラブもあり、みな大喜びでした。

また、生活委員会の生徒たちが光塩女子学院の特色から一日の学校生活に至るまでをわかりやすくまとめたスライドを映し出しながら解説する“ミニ説明会”も実施し、大勢の方に参加していただきました。

自分たちの学校を丸ごと紹介したい、学校生活を体感してもらいたいという強い思いが、少しでもいらした方に届いていれば幸いです。

国語の体験授業

倫理の体験授業

英語の体験授業

数学の体験授業ー皆で図形作り

茶道部でお点前の講習

合唱部の発表

美術部で七宝作り

生活委員会 Good Morning Week 生活委員会 Good Morning Week

生活委員会では、Good Morning Week を実施しました。

コンセプトは、朝の挨拶によって生まれる心の絆です。人と人との架け橋となる挨拶を一日の始まりに行うことで気持ちよく学校生活をスタートすることができるように―そんな願いをこめて、生活委員会がこの週間を企画しました。

週間への認識を高めるため、何種類ものポスターを作成し各学年の掲示板に貼ったほか、外からも目に入るところにテープ装飾も施しました。またコロナ禍でしばらく行っていなかった校門に立っての呼びかけもしました。

最初は遠慮がちに挨拶していた委員会のメンバーも、元気よく挨拶を返してくれる生徒たちに励まされるように、次第に挨拶の交わし合いを自然に行えるようになりました。

この週間をきっかけにして、皆が気持ちのよい挨拶の交わし合いを続けていかれるとよいと思います。

Good Morning Weekのポスター

Good Morning Weekのポスター

テープ装飾

校門に立っての挨拶

 

高1総合 読売新聞出前授業 高1総合 読売新聞出前授業

「年齢別人口を多い順に並べると、高1のみなさんの順位は何位だと思いますか?」「バルタン星人が襲来したら、新聞の一面はどうなるでしょう?」

高1の総合の授業では、主権者教育の一環として、読売新聞教育ネットワーク事務局専門委員の鈴木美潮先生による出前授業を実施しました。
当日の朝刊にも目を通しながら、先生からの興味深い問いかけに生徒たちは盛り上がり、選挙の現状や新聞の作成にまつわるお話に引き込まれていきます。
普段はネットニュースから情報を得ることが多い生徒たちは、フィルターバブルやエコーチェンバーなどの現象についても知る機会となり、「自分にも思い当たるところがある」と、改めて考え直すきっかけにもなったようです。

生徒たちは「正しい情報を見極める、選”情報”眼を身につけることが大切だと感じた」「より一層、新聞がメディアの中で占める重要性や正確性を実感した」「若者世代が投票に行くことで、どの世代も暮らしやすい社会に変わると思った」などの感想を述べてくれました。今回の授業を通して、未来の主権者として多くの学びを得たようです。