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中3では総合の時間に、気仙沼観光コンベンション協会の復興語り部ガイドの尾形幹男さんから、震災講話をうかがいました。
例年、東北への修学旅行の際にお話を聞いていますが、今年は修学旅行の実施が叶わず、光塩の中等科 3 年生のために、DVDを作ってお送りくださいました。
生徒たちは、真剣に、時に涙をこらえながら聴いていました。
中3では総合の時間に、気仙沼観光コンベンション協会の復興語り部ガイドの尾形幹男さんから、震災講話をうかがいました。
例年、東北への修学旅行の際にお話を聞いていますが、今年は修学旅行の実施が叶わず、光塩の中等科 3 年生のために、DVDを作ってお送りくださいました。
生徒たちは、真剣に、時に涙をこらえながら聴いていました。
中1は、秋の校外学習で桜木町にほど近いJICA横浜支部と横浜みなと博物館を訪ねました。総合で事前学習した「SDGs」について、JICAの学習プログラムで確認できたのが、非常に有意義でした。また、JICA内の海外移住資料館では、展示を見ながら空欄をうめていくワークシートに関心を持って熱心に取り組んでいました。このプログラムで、「SDGs」とJICAの果たす役割がより身近なものになったようです。横浜みなと博物館では、普段なかなか目にすることのできない船の内部構造を、模型や実際に使われた部品によって知ることができ、皆興味を持って見学していました。事後学習としては、各自が「SDGs」のターゲットから一つを選び、日本語キャッチコピーを作りました。
横浜みなと博物館前にて
JICA体育館での説明
JICAで映像を観る
11月14日(土)に国際基督教大学(ICU)の佐野好則教授による古代ギリシアの長編叙事詩『オデュッセイア』をテーマとした講義がありました。戦略家・冒険家である主人公オデュッセウスの物語に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。佐野教授は、大学生として学ぶために必要な資質についてのヒントを示してくださいました。講義後半では、『オデュッセイア』とICUでの学びに通じる共通点についてグループで話し合い発表する時間がありました。「人のためになることをする」「世界に目を向ける」「さまざまなことに挑戦する」など、佐野教授も驚くほどの多様な意見を皆で共有することができました。
11月14日(土)の午後、光塩初・中・高の在校生と保護者、教職員向けのスペシャル探究企画として、立命館アジア太平洋大学(APU)学長でいらっしゃる出口治明先生によるオンライン(Zoom)講演会が開催されました。当代きっての碩学でいらっしゃる出口先生から、「今、日本人に必要なこと」というタイトルのもと、なぜ学ぶのか、どのように学ぶのか、そして保護者としてどのように子どもたちに接することが求められているのか、についてじっくりとお話いただきました。
「学ぶことは人生の選択肢を増やし、人生を豊かにする。知識を得ることが簡単になった現代社会において大切なことは、探究力、考える力を身につけることである。本を丁寧に読んで『考える型』を学び、考える力のある人の追体験をしていこう。そして、『なぜ?なぜ?なぜ?』と問いを立て、考える力を鍛えていこう。また、保護者が子どもと接するときには、他の人と絶対に比べない、好きなことを徹底的にやらせてみる、そして行動したら成功失敗にかかわらずとにかく褒める。」
校内で視聴していた生徒たちも熱心にメモを取り、深く頷きながら聞き入っており、鋭い質問もたくさん出ていました。
生徒、保護者、教職員合わせて400名以上の視聴者が出口先生のお話に深い感銘を受け、実り多き学びの時を共有できました。出口先生、ありがとうございました。
11月13日、中等科2年のキャリア教育イベントの一環として、東京大学 特別栄誉教授であり、東京理科大学 前学長 栄誉教授の藤嶋 昭先生による講演会が行われました。
空気の浄化や抗菌、汚れ防止など、地球をきれいにする効果がある技術として注目されている「光触媒」のご研究の第一人者である先生から、「科学を楽しく~身のまわりのことから素晴らしい先人科学者まで~」というテーマでお話をしていただきました。
先生は、光触媒の発見に至る経緯やその応用例に関するお話をはじめとし、身のまわりのさまざまな自然現象をもとに、それらにまつわる科学の魅力や、無限に広がる科学の可能性について、多くの先人科学者の功績や苦労話、考え方なども交えてお話してくださいました。ご講演の中で、光触媒技術を用いた実験や、身の回りの「不思議」をテーマとした実験もしていただき、生徒にとって自然現象の中に潜む「不思議」に目を向け、それらについて考えることを通して、科学の楽しさ、面白さ、奥深さを感じる貴重な機会になりました。
10月17日と31日、高等科2年の教養演習の授業の一環として、NPO法人ガリレオ工房の原口るみ先生による講演会を行いました。先生は、防災意識を持つことの大切さを中心に据え、適切な防災意識を養うために必要な「知」を得ること、読書を通して「知」を深め広げることの重要性についてお話しくださいました。生徒は熱心に耳を傾け、一度目の講演の後に出された「本を二冊読む」という課題にも積極的に取り組むべく図書室に足しげく通う姿も見られました。「知」を身に着けることが命を守ることに直結するという、学びの根源的な目的に目を向ける機会となりました。
中3は総合の時間に、介護老人福祉施設にお送りするクリスマスカードを作成しました。
生活委員会では、11月2日~26日の期間を「SDGs Special Period」と題し、SDGsについて全校生徒が関心を持てるよう企画を実施中です。
生活部の各部が、毎日朝礼時に一つずつSDGsの目標を取り上げて、その目標のミニクイズや豆知識を放送していきます。
職員室前の壁面には大きなポスターを掲示し、生徒の関心を集めています。
まずは自分の生活の中で工夫できることを意識し、視野を広げることを呼びかけていきます。
中1~高2希望者対象で実施した、親睦会「探究」特別企画。今回のワークショップでは、参加した生徒によるグループ発表を行いました。
前回のワークショップで実施したオンラインインタビューや、グループでの分かち合いを通して、それぞれが柔軟な発想で「今ない仕事」を考えました。BYODで持参したデバイスを各々が使用し、プレゼン資料をグループで準備する作業も、生徒には大いに刺激になったようです。SDGsの17項目とも関連させ、「昆虫食ソムリエ」や「ホームマッチングサービス」、「糖尿病予測マネージャー」、「少子化生活の専門家」など、様々な「今ない仕事」のアイディアが発表されました。
グループ発表の様子はオンライン上で、前回インタビューを受けてくださった方々や参加者の保護者にもご覧いただきました。既存の職業の枠をはずして多様なニーズをマッチングさせ、他者とつながることによって発揮される職業の可能性を、幅広く「探究」した実り多い企画となりました。
10月28日(水)の総合で、IPA主催のインターネット安全教室がありました。教育ネットの講師の方が、日常的なスマートフォンの利用に加え、新型コロナウイルスの影響によりオンライン学習の機会が増えた生徒たちに、情報モラルやセキュリティの重要性、インターネットの心得について具体的に教えてくださいました。終盤には、講義の内容をふまえた「標語」作りをし、多くの人にわかりやすく伝えるためにはどのような表現がよいのか知恵を絞っていました。