正面玄関 有吉佐和子展示コーナー 正面玄関 有吉佐和子展示コーナー

正面玄関の有吉佐和子展示コーナーが模様替えされました。
昨年、『青い壺』のヒットで話題となった作家・有吉佐和子氏は光塩の第14回卒業生でもあります。
今回、展示コーナーに和歌山市の有吉佐和子記念館のオリジナルグッズが加わりました。
有吉佐和子記念館は杉並区堀ノ内の邸宅を復元した建物で、館内には光塩高等女学校在学中の有吉佐和子氏の写真パネルの展示もあります。

正面玄関で、オリジナルグッズや展示されている本をどうぞ手に取ってご覧ください。

 

 

 

 

 

 

右は有吉佐和子記念館のパンフレット、中央の二つが有吉佐和子記念館のオリジナルグッズ。左は杉並区郷土博物館の有吉佐和子歿後30年記念特別展(平成26年)の図録。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今も読む人の心をつかむ有吉佐和子作品

ウクライナ支援街頭募金 ウクライナ支援街頭募金

7月19日、高円寺駅前でウクライナ避難者支援のための募金が行われました。この活動は、今年で4回目を迎え、光塩からは中高の有志生徒が参加しました。猛烈な暑さの中、熱心に呼びかけを行い、多くの方が募金に協力してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

マッチ先生が贈る今月の一句ー7月 マッチ先生が贈る今月の一句ー7月

夏休み友人と行く自習室

猛暑の日々、学校は夏休みに入りました。夏休みというと頭に浮かぶのが、宿題に追われた8月31日です。

夏休みに入った直後は快調に進んでいるのですが、8月上旬から急にペースダウンし、結局は8月31日の夜遅くまで、宿題と格闘するのが常でした。なぜそんなことになってしまうのでしょうか。それは優先順位のつけ方が下手だからではないかと自己分析しています。

かたや、あらかじめ綿密な計画を立てておき、立てた計画の通りに着々と課題を終わらせていく人もいます。

みなさんはどちらのタイプでしょうか。優先順位がつけられないのは性格だから直せないと諦めていませんか。でも諦める必要はありません。

一体どうしたら優先順位がつけられるかを一緒に考えてみましょう。

まず、「敵」ならぬ課題(やるべき宿題・仕事)の総量を把握しましょう。次に、その「敵」をどのように攻略するか、作戦を立てましょう。宿題の場合は、苦手なもの、気が進まないものを後に残さないこと。最初に手をつけやすいものばかりやっていくと、後に残るのは苦手なものばかり。これではモチベーションが上がりません。それなら、いやなものを先に集中的に終わらせてしまうのがいいのでしょうか。それもまた難があります。いやなもの、苦手なものはなかなか進まないので、途中で投げ出したくなってしまうからです。

私のお勧めは、いやなものと苦にならないものとを交互にやっていくことです。まずいやなものを少し頑張り、その後はご褒美の形で取り組みやすいものをやるのです。こうすると、投げ出さずに続けられるのではないでしょうか。

それでもうまくいかなかったら?最終日までかかってしまったとしても、そんな自分を責めないことです。とりあえずやり終えた自分をほめてあげましょう。これが、私の失敗体験からのアドバイスです。

せっかくの夏休み、宿題以外のことにもチャレンジして夏を満喫してくださいね。

 

高1 eネット安心講座 高1 eネット安心講座

6月25日(水)総合の時間において、1はeネットキャラバン事務局のにお越しいただき e-ネット安心講座を実施しました。

SNSを通じたトラブルから身を守るために、スマホやオンラインゲームとどのように付き合っていけばよいかを学年全員で考えました。

ネットのデマや詐欺、闇バイトといった危険な犯罪行為に巻き込まれないために実際に起こった事件や人間関係のトラブルを基にしたドラマを見て、生徒はそれぞれ見聞きした経験を思い起こし、反応していました。

これに、改めてスマホやオンラインゲームとのわりを見直し危険なことに巻き込まれないよう注意して、安全に利用してほしいと思います 

 

高1総合 日経ビジネス講演会 高1総合 日経ビジネス講演会

7月2日(水)、高1は総合の時間に、日経BPマーケティングの川合夕里加さまをお招きし、講演会を実施しました。「日経ビジネス~ちょっと先の未来を考えてみよう~」というテーマのもと、川合さまは日経ビジネスで過去に紹介された「空飛ぶ車」の写真やAI採用面接の話題に触れ、今私たちにとって当たり前だと思っているものが20年後の未来には変わることを示されました。また、人間とロボットの協働が進んでいく未来に、私たちはどのような生活をしているのかを予想するグループワークも行いました。これらの予想は、正確な信頼できる情報をもって、初めて未来につながるものです。講演会の後に書かれた生徒の感想からは、生徒たちがそれぞれ幅広くアンテナを張って世の中のニュースに目を向ける大切さを実感するとともに、自分の興味関心がどこにあるのかを探るヒントを得た様子が見受けられました。

フェリス女学院大学と高大連携協定を締結しました フェリス女学院大学と高大連携協定を締結しました

7月22日、本校とフェリス女学院大学(学長:小檜山ルイ/横浜市泉区)は、高大連携に関する協定を締結しました。本協定は、相互の信頼関係を構築して、幅広い分野における学生および生徒の進学およびキャリア構築を支援し、教育・研究に関する相互理解の促進に取り組むことを目的としています。
締結式には、フェリス女学院大学から小檜山ルイ学長、杉之原真子全学教育担当副学長、大谷智夫大学事務部長、口井智史学長室長が出席され、本校からは烏田校長、齋地教頭、重岡教頭が出席しました。
締結式では、協定書への署名、写真撮影の後、なごやかな雰囲気の中で意見交換等を行いました。

小檜山ルイフェリス女学院大学学長と烏田校長

 

 

 

 

 

 

 

協定に関するフェリス女学院大学のホームページはこちら(外部リンクへ飛びます)

2025年度オープンスクール 2025年度オープンスクール

太陽が燦燦と照り付つける夏空の下、オープンスクールが開催されました。

オープンスクールは、クラブ委員会とPR部の生徒たちが中心となって動画やクイズを作成、校内ミニツアーを企画しました。

PR部以外の生徒たちも自主的に校内装飾や校内ミニツアーの手伝いをしました。

体験授業も行われ、国語・社会・算数・理科・英語・倫理の中から2教科の授業を受講していただきました。1教科25分の中で、授業の雰囲気を味わっていただけたのではないかと思っています。

授業体験と並行して、生活委員会の生徒がスライドによる学校説明を行いました。20分という制限時間の中で、学校のアピールポイントをコンパクトにまとめ、見学者にわかりやすく伝えていました。

各クラブもそれぞれに工夫を凝らして、見学者をおもてなししていました。参加型のクラブは人気があり、見学者は在校生と一緒にクラブ体験を楽しんでいる様子が窺えました。

社会の授業体験

英語の授業体験

数学の体験授業

校内ミニツアーの表示

バスケットボール部の活動風景

化学部の実験。何かな?

生徒によるミニ説明会

特別講座『国際NPOせいぼ』生徒によるプレゼンテーションと提案 特別講座『国際NPOせいぼ』生徒によるプレゼンテーションと提案

特別講座『国際NPOの活動に参加してみよう!』、1学期の最終回は、高2の生徒によるプレゼンテーション。NPOせいぼの関連団体の講座で学んだことも活かし、この生徒は以下のように発表と提案をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父の転勤で住んでいたインドでは、高架下や渋滞時の道路でホームレスの人々が、車の窓を叩いて物乞いをしていました。その中にはまだ幼い小さな子どもや、その幼い子どもが更に小さな妹や弟(乳児)を抱いている時もありました。それまで日本においては考えられなかった貧富の差や衛生管理などの国際的な課題を目の当たりにし、国際的な課題や活動に興味を持ちました。また、主にアフリカなどの地域では、自分と同年代の子どもたちが飢餓や貧困の問題に直面していることを知り、そのような貧富の差が解消されていくために自分ができることは何かと考えたいと思い、特別講座を受講しました。

特別講座とソーシャルビジネスコースを通して、マラウィには児童労働や貧困などで学校に通うことができていない児童がいるという現状、児童労働や教育の欠如がもたらす負の循環について学びました。負の循環とは、学校に通うことができなかったために基本的な知識や教養がなく、安定した職業に就くことができない。それによって、その子どもの代も次の代も貧困から抜け出すことができないというものです。また、児童労働の状況の話を伺った際に、インドで少女が工事現場で働いている姿を思い出し、この課題は決してマラウィだけの課題ではなく全世界の課題なのだと改めて考えました。そこで、学校給食支援を行うことを通して、子どもたちの食事の場や教育を支え、貧困の連鎖を断ち切る環境を構築できるのでは?と考えました。また、マラウィのコーヒーを販売し、その収益を現地支援に結びつけることで、活動の認知度を高め、より多くの支援を得ることが可能になると考え、以下の4つのことを実践したいこととして提案しました。

1つ目は、学校給食と児童の登校率の関係調査です。この調査を行うことで、学校給食が児童の登校のきっかけになっているということが明らかになれば、活動していくうえで大きな指標となると考えました。

2つ目は、広報資料の作成です。これは、消費者に自分で理解して、考え、つながる支援を行ってもらうことを狙いとしています。親睦会でのコーヒーの販売の様子を見ていて、中高生が販売しているから買っていただいているような印象をもち、それではつながる支援やマラウィのことを知ってもらうことが十分にできていないのではないかと思いました。そこで、グラフや調査結果、現地の児童の写真を用いた新聞やチラシを作成し、それを消費者に自分で読み解って、記憶に残る、自発的な支援を導き出せないだろうかと考えました。

3つ目は、生産者の声の紹介です。これは、スーパーの野菜売り場などにある、「私たちが作りました」というようなカードからヒントを得ました。コーヒー販売時に、マラウィの生産者からのメッセージや現地の様子をカードで提示し、実際にマラウィで生産している人の顔が見えることで、「自分で考えて支援する」という支援に繋がると考えました。地理的にも習慣的にも距離があるマラウィと日本ですが、マラウィとコーヒーが顔写真やコメントが書かれたカードがあることで一気に距離が縮まり、段階を踏んで自分の中で買ってみようと思う手助けになると思います。そして、結果的にチャリティーにつながっていくと考えられます。

4つ目は、魅力の発信です。マラウィのコーヒーだからこそ出せる味の特徴を発信し、マラウィという国を知ってもらい、能動的な購入を促したいと考えます。

マラウィはアフリカではボツワナと共に独立以来、戦争や内戦を経験していない国であり、「アフリカの温かい心(The Warm Heart of Africa)」という別称を持つそうです。その温かい心をもつ人々と日本の私たちが深く繋がることができたらと心から願い、活動をしていきたいと思います。

特別講座「国際NPOせいぼ」前回の記事はこちら

出張ラーニングコモンズ、やってます 出張ラーニングコモンズ、やってます

ラーニングコモンズから、各学年の授業で扱う文章に関連する本を教室前の廊下に置く「出張ラーニングコモンズ」を随時やっています。その場でぱらぱらめくってもよし、借りて行ってじっくり読むのもよし、授業の学びをさらに広げていきたいところです。

出張ラーニングコモンズという掲示と、「動物たちは何をしゃべっているのか?「僕には鳥の言葉がわかる」という本が映っています。

中1廊下 鈴木俊貴先生(動物言語学者)の本(国語「『言葉』をもつ鳥、シジュウカラ」より)

出張ラーニングコモンズという掲示と、「新聞の読み方」「新聞力」という本が映っています。

高1廊下 読売新聞 大石先生ご紹介の本(出張講義より)

出張ラーニングコモンズという掲示と、本が10冊映っています。

高2廊下 今井むつみ先生(認知心理学者)のご著書(論理国語「学びとは何か」より)

出張ラーニングコモンズという掲示と、「横井軍平ゲーム館」「任天堂ノスタルジー」という本が映っています。

高2廊下 横井軍平さんの本(英語コミュニケーション “Yokoi Gunpei: The Legacy of Handheld Gaming Innovation” より)

本がたくさん載ったブックトラックと、本が6冊載った机が映っています。

職員室前 夏休みにおすすめの本、ポーランド関連本

中3 能楽鑑賞教室 中3 能楽鑑賞教室

晴天に恵まれた6月のある日、中学3年生は国立能楽堂を訪れました。

観劇した演目は『附子(ぶす)』(狂言・和泉流)・『鉄輪(かなわ)』(能・喜多流)の2作品。

『附子』では、狂言方2人の大きな声と素っ頓狂な動きが観客の笑いを誘います。生徒にとっては一休咄のエピソードとしてなじみが深かったようです。

一方、女の恨みつらみを書いた『鉄輪』では、終始張り詰めた空気が会場を包み、静寂の中で物語の行末を見守りました。

職員の方々に暖かく受け入れて頂いた今回の観劇。古典作品に肌で触れ、教室の外での貴重な学びを得た一日となりました。

国立能楽堂の写真