教養演習イベント 教養演習イベント

2月27日(土)に、高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして国立国際医療研究センター研究所 熱帯医学・マラリア研究部部長、狩野繁之先生による講演会「この感染症だらけの世界を前向きに生きるには」が実施され、高1も合同参加しました。新型コロナウイルスが流行しはじめたときの国立国際医療研究センターの様子から、初期のコロナ感染封じ込め、刻々と変化するコロナ感染状況がリアルに伝わり、ユーモアを交えたお話に、生徒たちは熱心に聞き入っていました。先生のご専門であるマラリアと現在の感染状況が対極ですが、「先進国がAfterコロナといわれる状況になったとき、医療やワクチンの行きわたらない貧しい国々の感染が蔓延する状態になるだろう」ということばにハッとさせられた生徒が多かったようです。コロナ禍における光塩生へのメッセージとして、「科学的なエビデンスを求めること―起こるべき結果を知って安心すること」「素晴らしい明日を信じること―祈ること」などを挙げられました。狩野先生の暖かいメッセージに、生徒たちは客観的な視点を持ちつつ、希望を持ってこのコロナ禍を生きることを心に刻んだようでした。

 

 

 

 

初等科出張授業 初等科出張授業

「あなたなら、どこにお弁当屋さんをつくりますか?そう考えたのはなぜですか?」中高の社会科からの「経済」の探究課題に、初等科4年生が取り組んでくれました。例年は初等科への出張授業があったのですが、コロナ禍でそれが叶わず、掲示物とインターネット上のアンケートフォームでの交流となりました。架空の街の地図を見て、どこにお店を作ろうか考えよう、そしてそう考えた理由を説明しよう、というお題でした。初等科4年生からは、自分の言葉で表現した多彩な答えがたくさん返ってきて、楽しいオンライン交流となりました。