
中1茶道教室 中1茶道教室
秋の深まりを感じさせる十月初旬、中1の茶道教室が、総合の時間を利用して行われました。講師の先生によるお手本を拝見した後、二人一組になり、お互いのために点てたお茶をお菓子と一緒にいただきました。お茶を点てるのが初めての生徒も多く、慣れない手つきでしたが、茶道の精神「和敬清寂」を実践しようと努力している姿が印象的でした。また、お辞儀の仕方についても学ぶことができ、有意義な1時間となりました。

お点前の様子

いただきます。
秋の深まりを感じさせる十月初旬、中1の茶道教室が、総合の時間を利用して行われました。講師の先生によるお手本を拝見した後、二人一組になり、お互いのために点てたお茶をお菓子と一緒にいただきました。お茶を点てるのが初めての生徒も多く、慣れない手つきでしたが、茶道の精神「和敬清寂」を実践しようと努力している姿が印象的でした。また、お辞儀の仕方についても学ぶことができ、有意義な1時間となりました。
お点前の様子
いただきます。
中1の山荘生活では、これまで話したことのなかった人との交流ができ、互いに励まし合って登山し、協力し合ってキャンプファイヤーの出し物も行いました。B班は雨天のため途中で下山しましたが、A班・B班ともに山道でさまざまな花や虫を見つけ、鳥の声を聴き、十分に自然に親しみました。自由時間は遊具を使ってよく遊び、積極的に団体生活を楽しんでいました。山荘委員はキャンプファイヤーなどで上手に皆をリードし、楽しい思い出をたくさん作ることができました。皆、人の話によく耳を傾け、明るく反応していたのが印象的でした。
登山風景
キャンプファイヤー出し物
室内での出し物
高1は山荘生活の集大成として四阿山の山頂を目指しました。険しい山道を仲間と励まし合いながら乗り越えて、山荘に戻ってきた時の笑顔は達成感に満ちあふれていました。翌日の飯盒炊爨は味にも盛り付けにもこだわり、本格的な出来栄えにどの班も大満足。山荘委員が念入りに準備した夜の肝だめしやキャンプファイヤーも盛り上がりました。高校生らしい自主性と、集団生活のマナーを守りお互いを思いやる姿勢が素晴らしく、生徒たちも自身の成長を実感できたようです。自然の雄大さと厳しさの中で心身を鍛えた山荘生活となりました。
登山風景(A班)
登山風景(B班)
飯盒炊爨
山荘前での記念撮影
7月16日(海の日)、オープンスクールが開催されました。オープンスクールでは、生徒によるミニツアー、ミニ説明会、クラブ見学があり、理科と国語の体験授業にも参加できました。各クラブは、来校者に楽しんでいただけるようにさまざまな工夫をしました。美術部はマーブリングや七宝の絵付け体験、化学部は人工イクラやスライムづくり体験、そして演劇部は寸劇体験など、体験型のクラブに人気が集まっていました。国語の体験授業では、俳句創作をし、互いの作品の分かち合いをしました。平生、なかなか触れられない俳句創りに苦労しながらも皆楽しく取り組んでいました。
クラブ見学ミニツアー
国語体験授業
4月から始まった1学期が終了しました。ミサの中では、聖書中のタレントのたとえが朗読され、司祭によるお話がありました。その中で、お金の価値はそれを他のもののために活用してこそ発揮されるもので、人も他者のために働いてこそその人の真価が発揮されるとの言葉が印象的でした。続いて終業式が行われ、校長訓話と成績通知表授与がありました。校長からは、1学期の行事を辿りつつ、人とのコミュニケーションを通して生徒たちが成長したことが伝えられました。また、人を大切にするとともに新1号館を含め人のつくった物も大切にしてほしいというよびかけがありました。生徒たちは、1学期の行事を思い起こし、自分の生き方を振り返っている様子でした。
1学期終業ミサ
1学期終業式
中2ではキャリア教育の一環として、総合の時間に「働くってなんだろう? を考えるイベント」を実施しました。光塩の卒業生の方、NPO法人代表の方、人材派遣会社勤務の方をはじめ、社会で活躍している女性をお招きしてお話を聞き、働くことについての理解を深めました。
また、ワークショップを通して自分自身を振り返り、自分を見つめ直す良い契機となりました。同じ学年の友人が考えていることに刺激を受けたり、働くこと、世界に広く目を向けことの大切さに改めて気づかされたりと、有意義な時間を持つことができました。
二週にわたるイベントの振り返りとして、「明日からのアクション」と題し、明日からできる一歩を考え、それぞれの決意をカードに記しました。小さな一歩でも、それが積み重なって将来の自分が形成されていく、小さな気づき、発見がたくさんあったイベントとなりました。
生活委員会では6月に恒例のグッドマナーズ週間を実施しました。
今回のテーマは「身だしなみ」。新校舎の吹き抜けを利用した「GOOD MANNERS」の横断幕は委員たちの力作です。校内各所の文字装飾や標語のポスター、校門前でのあいさつなど、委員が工夫をこらして全校生徒に呼びかけました。
「身だしなみを整えると自分の心がひきしまります。また、身だしなみは公共の場で相手に不快な思いをさせないための大切なマナーです。自分の服装が光塩生としてふさわしいものか、この機会にもう一度見直しましょう」(委員長の放送メッセージより)
高等科1年生の総合学習では、主権者教育の一環として、読売新聞教育ネットワーク事務局専門委員の鈴木美潮(すずきみしお)氏をお招きして、ご講演いただきました。
政治部記者のご経験もある鈴木氏のお話は、身近な話題から始まり、フェイクニュース、若い世代の投票率の低さなど、重要なテーマに迫り、生徒は引きこまれていきました。光塩では中2から新聞ノートを継続して作成しているため、毎日多くの生徒が新聞に目を通していますが、実際に記者の方から新聞を読むときに意識すべきポイントを教わり、興味津々の様子でした。
生徒からは「たくさんの情報の中から正しい情報を見極める目を養うことが、私たちに求められていると感じた」「一票の積み重ねが政治や社会を変えるのだとわかり、改めて自分の意見をしっかりと持つことが大切だと思った」などの感想が多く、2年後に有権者となる自覚が芽生えているようでした。
今年のテーマは、〝結―祭短し集えよ乙女―〞。全校生徒及び教員が「結びつきたいもの」を書いた桜の花形の画用紙を一面に貼ったシンボルマークが、筆で力強く書かれた「結」の文字とともに来校者の目を惹きつけていました。
光塩祭実行委員長(高等科3年K.O.)のテーマ発表の文より(抜粋)
光塩祭は、一年間先輩や後輩、同輩と力を合わせて作り上げてきた成果を披露すべく力を発揮する場であり、他者との関わりなしには完成することができません。光塩祭は「他者との結びつき」を身をもって実感する貴重な場です。そして光塩祭に至るまでのプロセスにおいて自己と他者との結び目に気付いた体験は、目には映らない大切なものを日常の中から見出すことを可能にし、将来社会に出た際に他者との関わりを大切にできる女性へと成長するための契機となるはずです。また、日々の積み重ねがやがて実を結ぶ、これは〝結〞というテーマに込められたもう一つの意味です。ときには努力が結果につながらないこともあります。しかし、努力した過程は必ず自分にとって糧となり、長い目で見た時、成果として結実するはずです。協働の中、仲間と共に一つのことを成し遂げる姿。自らの可能性を信じ、努力を惜しまず前進しようとする強い志。光塩の温かな雰囲気のもと、私たちは、未来を切り拓き社会へと飛翔する歩みを一歩一歩進めてまいります。日常において「他者との繋がり」を意識することで、自己の「他者を大切にする心」は育まれます。その結果、私たちは、光塩が創立以来大切にしてきた「他者のために喜んで生きる」という「世の光、地の塩」の精神に近づくことができるのです。 (後略)
ポスターコンクール
第1位
高等科1年 K.T. &A.S. &R.Y.
第2位
高等科3年K.T. &M.S.
第3位
高等科2年A.M. & K.T.
生徒賞
中等科3年Y.T &S.S &H.H
川柳大会
竹田光柳先生選
天位(1位) 高等科3年 Y.S.「愛受けて新たな絆結ばれる」
地位(2位) 高等科2年 S.S.「人と人結んで世界円になる」
人位(3位) 高等科1年 A.M.「家族とは心が結ぶ愛の糸」
川柳大会 投票による1位
中等科3年 A.M.「たくさんの縁が結ばれ今がある」
当日の様子
各クラブや学年が協力をし、精一杯公演・発表・試合を行いました。
中等科2年生は,バスで「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」へ遠足に出かけました。当日はお天気に恵まれ,5月とは思えない暑さとなりました。メインのプログラムは,パン焼き・シチュー作り体験です。炭を並べてのかまど作りや,小麦粉の状態からパンを焼き上げることは初めての生徒が多く,戸惑う場面も見られました。そんな中でも班員と協力して完成した食事は,美味しさもひとしおであったようです。学年も上がり,クラス替えで出来た新しい友人と過ごした1日を,生徒たちは心から楽しんでいました。
雲ひとつない青空の下、中1は、河口湖にほど近い「自然暮らし体験村 森と湖の楽園」へと学校からバスで出かけました。車窓から目にした富士山の雄姿に、皆歓声を上げていました。現地に着いてからは、班ごとに頭と身体を使ったゲームを行いました。生徒たちは班員で協力し合って課題をこなし、得点を重ねていきます。高得点を獲得した班が多く、皆の頑張りに対して係の方から惜しみない賛辞が贈られました。ゲームの後は、昼食と自由時間。ひとしきりおやつ交換をした後、新緑の美しい木立の間を駆け回って遊び、友達の輪が広がりました。また、帰りのバスの中でも元気におしゃべりをしたり、歌を歌ったりして楽しい一日を過ごしました。