2015年12月 クリスマス会 2015年12月 クリスマス会

恒例の校内クリスマス会が開催されました。第一部の合唱コンクールは、中1から高3までの各学年が、音楽の授業で練習してきた合唱曲をメルセダリアンホールの舞台上で披露します。学年の持ち味を生かした合唱は甲乙つけがたく、歌を通して絆の深まりを感じました。第二部では、『世界と私たち~「難民」から考える~』をテーマに、倫理の授業で難民問題を研究した中三の生徒たちが研究の成果を下級生にもわかりやすく発表した後、NPO法人難民支援協会スタッフの井藤珠絵氏の講演がありました。井藤氏は難民の状況を知り、人として何かしなければならない、誰かに必要とされる人でありたいとの思いから難民を支援する活動を始められました。ヨルダンの難民キャンプの様子や日本の難民認定の現状等について、映像も交えながらわかり易くお話しくださいました。そのため生徒たちは、遠い存在と思っていた難民問題を身近に感じることができ、今の自分にできることを真剣に考えていました。

中3の発表

中3の発表

井藤氏の講演の様子

井藤氏の講演の様子

合唱コンクールの様子

合唱コンクールの様子

合唱コンクール 曲名と結果

中等科一年   「サッカーによせて」
中等科二年   「ひとつの朝」
中等科三年   「友~旅立ちの時~」
高等科一年   「小譚詩」    銅賞
高等科二年   「めばえ」    銀賞
高等科三年   「春」      金賞

指揮者賞 高三 K.I.さん、高二 S.M.さん
伴奏者賞 高一 M.Y.さん

クリスマス会 クリスマス会

恒例の校内クリスマス会が開催されました。第一部の合唱コンクールは、中1から高3までの全学年が、音楽の授業で練習してきた合唱曲をメルセダリアンホールの舞台上で披露します。各学年の持ち味を生かした合唱は甲乙つけがたく、聴衆の心を揺さぶりました。休憩をはさんでの第二部では、中三生徒による発表と講師を招いての講演がありました。中三生徒の発表テーマは「共に生きるために大切なこと」で、倫理の授業での調べ学習を通して考えた「私たちが今、身体障害者のためにできること」を解り易く発表しました。その中で、心のバリアフリー―バリアを減らす心遣いの大切さ―を訴えていたのが印象的でした。生徒の発表の後、2004年アテネパラリンピックマラソン種目の金メダリスト、高橋勇一氏から「夢をあきらめない」というテーマでお話を伺いました。高橋氏は、小学校時代からの自分を振り返りながらマラソンに出遇ったきっかけやマラソンを通しての気づきについて、ユーモアを交えながら明るく語られました。そのお話の中で、高橋氏が失明という大きな試練を与えられながらも夢をあきらめなかったことと、メダルを獲得できたのは周囲の支えがあったからこそと感謝の気持ちを述べていらしたのが生徒たちの心をとらえ、夢への挑戦に奮い立たせていました。

 

高橋氏の講演の様子

0102

 

合唱コンクールの様子

03中等科一年 「群青」

中等科二年 「初心のうた」

中等科三年 「信じる」

高等科一年 「みぞれ」     銅賞

高等科二年 「花をさがす少女」 金賞

高等科三年 「光~よろこび」     銀賞

 

指揮者賞   高三 Y.S.さん、高二 K.I.さん
伴奏者賞   高三 M.K.さん、高二 Y.M.さん、高一 T.K.さん