高等科3年生 アイメイト(盲導犬)体験を実施しました 高等科3年生 アイメイト(盲導犬)体験を実施しました

高等科3年生の希望者が、アイメイト(盲導犬)体験を行いました。公益財団法人アイメイト協会の指導員の方々と盲導犬3匹が来校してくれました。目の見えない方への手助けをするときに「手を取ってもよいですか?」と声を掛けたり、「時計の〇時の方向へ進みます。」などイメージしやすい言葉で誘導するなど、具体的な助言をいただき、生徒たちはさっそく実践してみました。目隠しをした盲人役の生徒と、介助役の生徒二人一組で、障害物のある道を進む練習もしました。目隠しをするだけで不安になり、まっすぐに歩くのも難しい様子でした。その後、一人ずつ目隠しをして、盲導犬のハーネスを握って歩行練習を行いました。「思ったよりも盲導犬が歩くのが速く感じた。」「肩の力を抜くのが難しかった。」などの感想が聞かれました。

「どのように飼い主と盲導犬が信頼関係を築くのですか?」という質問に対しては、「相性というものももちろんあるけれども、人間関係と同じで、お互いのことをコミュニケーションを通じて知り合って仲良くなっていくという過程が大切。」という答えをいただきました。短い時間でしたが、多くのことを学ばせて頂く貴重な機会になり、今後の生活で盲人の方を見かけたときにも適切に声をかけられるようになるとよいですね。

 

外務省「高校講座」を開催しました。卒業生の長島この実さん(79回生)を迎えて 外務省「高校講座」を開催しました。卒業生の長島この実さん(79回生)を迎えて

今週の「教養演習」の時間は、外務省から講師の方をお招きしての高1・2年生合同講演会でした。 今回お越しいただいたのは、本校の卒業生(79回生)である、長島この実さん(外務省 大臣官房 要人往来支援総括官室 外務事務官)です。

母校の制服を着ていた先輩が、今は外務事務官として世界の最前線で活躍されている。その事実に、生徒たちも背筋が伸びるような思いでスタートしました。

■ 外交を支える「柔軟な心」と「タフさ」

長島さんは、在ブルガリア日本国大使館での勤務を経て外務省に入省されたという経歴をお持ちです。 お話の中で特に印象的だったのは、華やかな外交の舞台を裏側で支える、職員の皆さんのプロフェッショナルな姿勢でした。次々と起こる変化に動じない柔軟な対応力、そして何よりそれらを支える強い精神力。「外交」という言葉が、どこか遠い世界の出来事ではなく、一人ひとりの人間力によって形作られているものなのだと、改めて教わった気がします。

■ 1時間を超えた、熱い座談会

講演が終わったあとも、生徒たちの熱気は冷めませんでした。 放課後に行われた座談会では、進路や仕事内容について次々と質問が飛び出し、長島さんは1時間を超える長い時間、一つひとつの問いに本当に丁寧に、親身になって向き合ってくださいました。「高校時代から今に至るまで、どう進路を選んできたか」という等身大のエピソードは、これから受験や将来を控える生徒たちにとって、何よりの励ましになったはずです。

■ 「Women for Others」を深めるヒントに

高3の学年目標である「Women for Others」。今回の講演でいただいた「世界をどう見るか」「国際社会の中で自分はどう貢献できるか」という視点は、この目標を自分事として考えるための、大きなヒントになったのではないでしょうか。

長島さん、お忙しい公務の合間を縫って後輩たちのために駆けつけてくださり、本当にありがとうございました。

光塩愛❤生活委員会 光塩愛❤生活委員会

光塩女子学院の生徒会の一つに、学校生活の向上と円滑化をはかる「生活委員会」があります。今年度実施した3つの生活週間をご紹介します。

1学期はゴミ分別の徹底など学校生活の改善と環境問題への意識向上をはかる“Eco Week”
2学期は学校のプロジェクトと連動し、メッセージカードの掲示で学年を越えた交流をめざす “つながるWeek”
そして3学期は毎年恒例の“感謝週間”。一年の締めくくりに、光塩生が大事にしている「感謝」を再確認する週間です。
「感謝週間では、目まぐるしい日々の中で皆が忘れてしまいがちな、あるいは、言葉にする機会を失ってしまいがちな「ありがとう」の5文字を、口にするお手伝いをすることを目標に…ほんの少し立ち止まって、自分の周りにある温かさや優しさに目を向けてみませんか」(委員長挨拶文より)。

週間の目玉は動画の上映で、企画・撮影・編集、すべて委員が行っています。ユーモアあふれる内容で、生徒たちも楽しみにしています。
どの週間も、委員たちの独創性と工夫、そして光塩愛❤にあふれた企画になりました。

全校生徒から集めたメッセージカードを掲示

「感謝を伝えたい相手」アンケート

 

 

 

動画では、校長先生や事務の方、外国人英語講師への突撃インタビューも!

 

 

ボランティア部による「パイ焼き窯」さんの手作りクッキー販売 ボランティア部による「パイ焼き窯」さんの手作りクッキー販売

こんにちは、ボランティア部です!
先日、お昼休みの時間を使って、校内でクッキーを販売しました。

今回販売したのは、社会就労センター「パイ焼き窯」の皆さんが心を込めて焼き上げたクッキーです。この販売による収益は、精神的な病を持つ方々の社会復帰支援に役立てられます。

お昼のチャイムが鳴ると同時に、たくさんの生徒が駆けつけてくれました!売り場は活気にあふれ、用意していたクッキーは次々と皆の手に渡っていきました。

今年も多くの生徒や先生方に協力していただいたおかげで、盛況のうちに終えることができました。購入してくれた皆の笑顔が、支援を必要としている方々へのエールに変わります。

ボランティア部では、これからも身近なところから社会貢献ができる活動を続けていく予定です。
協力してくれた皆さん、本当にありがとうございました!

 

高1総合 新聞コンクールへの応募に向けて 高1総合 新聞コンクールへの応募に向けて

高1は総合の時間に新聞コンクール応募に向けて、活動しました。

生徒たちは、中等科から続けている新聞ノートの取り組みの一環として、冬休み中に選んだ自分の興味がある新聞記事の内容を紹介し、グループで意見を交換しました。

生徒たちが選んだ記事は国際問題、生成AI、医療、政治、環境、教育…など多種多様。熱心に友人の発表を聞きながら、知見を広げました。

今回、友人たちと共有した内容をまとめたものを日本新聞協会主催の「第17回いっしょに読もう!新聞コンクール」に応募する予定です。

新聞ノートの取り組みについてはこちらの記事もご覧ください!

自分が興味深いと思った記事についてグループ内で説明しました。

友人の発表を聞き、自分の意見をカードに書きます。

友人からもらった意見カードを踏まえて意見を深化します。

高2教養演習 俳句 ―私の冬― 高2教養演習 俳句 ―私の冬―

学校設定科目「教養演習」で高2が俳句に挑戦しました。今回のテーマは「私の冬」。2学期の佳句をご紹介します。

寒さうに空に瞬くオリオン座
冬の夜の青さの中に白浮かぶ
車窓から広がる水面白鳥よ
教室で数式を解く神の留守
秋雨や傘ひとつ分親密に
日曜日ホットケーキのぷつぷつと
クリスマスサンタを見張る五歳かな

ICU出張講義「リベラル・アーツ教育の魅力を知ろう!」 ICU出張講義「リベラル・アーツ教育の魅力を知ろう!」

11月29日(土)、国際基督教大学(ICU)の半田淳子先生をお招きし、高等科1年生を対象に、「リベラル・アーツ教育の魅力を知ろう!」という題で、ラーニングコモンズにて出張講義を行っていただきました。

まず、ICUという大学についてご説明いただき、自然あふれるキャンパスの様子や、大学入学後にメジャー(専攻)を決められることなどをうかがいました。2つの専攻を組み合わせる「ダブルメジャー」の説明もうかがい、生徒たちは2つの専攻を組み合わせたらどんなことができるか考え、アイディアを出し合いました。

その後は、半田先生のご専門である言語教育に関連して、鳥の「言語」の研究の話から、人間の言語の特徴、英単語や活用形と英語史との関係性、日本語での形容詞や漢字の使い分けのお話などをうかがいました。生徒たちは2~3人の小グループにわかれて活発に議論し、発表していました。

高等科1年生の生徒にとって、「リベラル・アーツ」はまだあまりなじみのないものだったと思いますが、「実学と違ってすぐには役に立たないかもしれないけれど、未来を切り開いていけるかもしれないもの」というご説明をうかがい、実際の授業形式を体験して、その魅力を発見できたことと思います。

ICU・半田淳子先生

少人数・議論しながら、というICUスタイル

高1 租税教室 高1 租税教室

高1は総合の時間を使って租税教室を開催しました。 

税理士の業務についての紹介を受けたあと、前半は税の公平性について考えました。ゲーム形式で取り組んだ議論のテーマは、税金で街に300万円の公園を作るために年収の異なる3人の住人から税金を徴収するとしたら、どのように税金を集めたら公平であるか、という問いでした。 

生徒からは、「それぞれが年収の10%ずつ出す」という意見や、「全員100万円ずつ出す」「年収が一番高い人が全部出して、低い人は後払いする」といったものが挙がりました。これらの税の収集方法は、どれも使われているものである、ということを議論の後に聞いた生徒たちは、税の種類によって収集方法が異なることを、わかりやすく身近に感じたようです。 

後半は、税金の使われ方について勉強しました。中でも「税金は私たちが健康で文化的な生活を送るための『会費』のようなものである」という視点から、生徒たちは税金が今後自分たちにとって豊かで安心して暮らせる未来をつくるために必要なものであるという示唆を得たようです。 

最後に、「消費税は必要か」というテーマでの議論にも取り組みました。今後、社会に出て税を支払う立場に立つ生徒たちにとって学びの多い機会となりました。 

税金の集め方について様々な意見が挙げられました。

「消費税は必要か?」熱いディベートでした。

高校生のための法律教室 ~司法書士のお仕事~ 高校生のための法律教室 ~司法書士のお仕事~

11月、高校2年生は東京司法書士会の山際菜穂子先生をお招きして、「高校生のための法律教室」を実施しました。
あと1年で成人になる2年生。選挙権を持ち、契約もできるようになります。選挙に際して、良かれと思った運動がひょっとすると選挙違反になるおそれも…。「こんな場合は選挙違反になるでしょうか?」お話はクイズをまじえて楽しく進みました。

もう一つ、この日に伺ったのは司法書士というお仕事について。司法書士は140年の歴史があり、法律を介して生活のトラブルを未然に防いで社会を支える一方、資格を活かして独立し柔軟な働き方のできるお仕事だそうです。この講演は、社会人としての働き方を考えるうえでも、大切な機会になりました。

先生は、18歳で成人するとできることをご説明くださいました。携帯電話やクレジットカードの契約、国や自治体の選挙の投票のほかにも、いろいろなことができるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛いたい焼きのイラストですが、これは「売買契約」のご説明のスライド。

 

 

 

 

 

 

 

東京司法書士会のホームページで、光塩の法律教室が紹介されました。記事はこちら(外部リンクに飛びます)

フィリピンからのお手紙~ MFB(メルセス会フィリピン奨学金制度)~ フィリピンからのお手紙~ MFB(メルセス会フィリピン奨学金制度)~

光塩では、独自の支援活動であるMFB(メルセス会フィリピン奨学金制度)を通して、フィリピンの青年たちの経済支援をしています。先日、MFBを通じて学業を終えたエズラさんから、光塩宛てに感謝の手紙をいただきました。エズラさんは、大学で英語教育を専攻し、卒業に際しては成績優秀者の称号、”CUM LAUDE”を授与されたそうです。生徒たちから募ったお金が、フィリピンの学生にとって希望の光となっていることを改めて実感し、心から嬉しく思います。添付の写真はエズラさんがワーキングスカラーとして働いていたMercedarian Retreat Houseの様子です。(2013年に本校の教員が撮影しました)

以下エズラさんからの手紙の内容です。


光塩女子学院中・高等科の皆さんへ

本題に入る前に、私が常に心の支えとしてきた言葉をご紹介させてください——『人生に起こるすべてのことには理由がある』この信念は、幾多の試練を乗り越える力となり、特にボホールで大学出願に臨んでいた頃には、私を力強く支えてくれました。

私は、志望した州立大学のいずれかに合格できると自信をもっていました。しかし、不合格の知らせを受けたとき、本当に不安でいっぱいで、これからどうやって学業を続けていけばよいのか、まったく見当がつきませんでした。それでも学士号取得の夢を叶えるため、私は奨学金の機会を探し、友人や知人に助けを求めました。夢が遠ざかってしまったと思ったそのとき、神様は私に別の道を示してくださいました—それはMercedarian Retreat Houseにワーキングスカラー(※1)として応募するという道でした。無事に合格できたことは大きな喜びでしたが、さらに幸せなことに、光塩から奨学生の一人として選ばれました。あなた方のご厚意は私の人生を大きく変えました。

3人きょうだいの長女として、母一人が家族の生活を支えている中、私は常に責任の重さを感じてきました。ご支援のおかげで、経済的な不安を抱えることなく学業に専念することができました。そして、あなた方の優しさのおかげで、2025年6月4日、英語専攻の中等教育学士課程を誇りを持って卒業することができました。私はラテン名誉称号である CUM LAUDE(※2)をいただくことができ、とても光栄でした。さらに、所属する団体「英語専攻協会(the English Major’s Society)」において、会計および監査役としての活動が評価され、メダルと証明書をいただきました。これらの功績は、私だけのものではなく、あなたのものでもあります。あなたのご支援があったからこそ、実現することができました。

まさに、『神にできないことは何もない』(ルカ 1章37節)という聖句のとおり、あなた方のご支援は、私の人生の中でその言葉の真実を示してくれました。光塩の皆様、本当にありがとうございます。あなた方のご親切は、私の心に深く刻まれ、生涯忘れることはありません。どうか主が、健康と導き、そして幸せを豊かに授けてくださいますように。私はベリスメルセス宣教修道女会のシスターたちや私の旅に関わってくれた仲間の奨学生たちにも、ずっと感謝しております。あなた方は私にとって経済的、感情的、精神的な力の源であり、あなた方の助けがなければ、今の私はありませんでした。

改めまして、2021年から2025年までの奨学生としてご支援いただいたエズラでした。満面の笑顔と、感謝に満ちた大きな心を込めて、ここでご挨拶を締めくくらせていただきます。心よりの感謝を込めて。

エズラ

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※1 working scholar :学業と施設内での業務を両立しながら学ぶ奨学生制度。

※2 CUM LAUDE  :ラテン語で「称賛とともに」。成績優秀者に授与される名誉称号。