高1総合 卒業生講演会 高1総合 卒業生講演会

10月初旬、高1は卒業生講演会を開催しました。講演に来てくださったのは、本校を71回生で卒業された、現在「日東紅茶」ブランドを展開する三井農林株式会社にお勤めの干川(幸地)里実さんです。講演会は終始、和やかで笑いに満ちた時間となりました。干川さんは光塩生時代、成績が振るわなかった際に自分の心とどう向き合っていたかなど、ありのままに打ち明けてくださり、思い出の一つ一つが生徒の心に大きく響いたようでした。高校生の時、国語科の担任に「コピーライターが向いているかもしれないね」とかけてもらった一言がきっかけで、干川さんは大学卒業後に広告会社へ就職する夢をかなえます。しかし、広告のお仕事を続けるうち、モノづくりにかける職人さんの情熱に触れ、「もっと日本のモノづくりにかける人々の想いを世の中に伝えたい」と奮起し、日本の伝統工芸品や食品を扱うセレクトショップに転職されました。その後、ライフスタイルの変化から、広報としてのキャリアを途絶えさせることなく、家族との関わりを大切にすることを決意し、二度目の転職を経て現職へと就かれました。それら、どのエピソードにも端々に干川さんの芯の強さが感じられ、講演後は生徒たちの質問の手が止まりませんでした。「すべての選択に意味があるから、今の自分を精一杯生きて頑張って!」という干川さんの言葉に背中を押され、高1は残りの高校生活も頑張ります!

干川(幸地)里実さん

生徒は広報のお仕事の幅広さに驚いていました

 

 

 

 

 

 

 

日東紅茶さんの商品はすでに多くの生徒が日常的に親しんでいました

中1茶道教室 中1茶道教室

中1は、総合の時間を利用して茶道教室を実施しました。

普段、茶道部をご指導くださっている先生を中心に12名の先生方が来校され、茶の湯の手ほどきをしてくださいました。

生徒たちは3グループに分かれて、茶の湯の歴史や精神を学び、茶席を見学し、お点前を実体験しました。

初めてお茶を点てる体験をした生徒も多く、細かな泡を立てるのに苦労していましたが、口々に「おいしい」と言いながら、自分が点てたお茶を感慨深げに味わっていました。

先生方へご挨拶

茶の湯の歴史を学ぶ

茶席の見学

お点前の説明を伺う生徒たち

お茶を点てる体験

自分で点てたお茶を味わう様子

 

 

中2 キャリア教育 -16歳の仕事塾- 中2 キャリア教育 -16歳の仕事塾-

中2は、総合の時間にキャリア教育支援 NPO法人 16歳の仕事塾から講師の先生を 5 名お招きし、お話をうかがいました。

生徒たちは自分で希望した 2 名の方のお話をお聞きすることができました。

職業内容のお話しはもちろん、先生方が中高時代にどのように過ごされ、どのようなきっかけでその職業に就かれたかについてもお話ししてくださり、生徒たちは興味深く聞き入っていました。

社会で活躍している方のお話を聞く中で、中学2年生のいま、自分が何をしたら良いのか、何が出来るのかを考える契機となりました。

JERA川崎火力発電所見学会 JERA川崎火力発電所見学会

8月20日、JERA 川崎火力発電所の見学会が行われ、中高の希望者が参加しました。

午前中は、発電所の内部の様子を社員の方の生中継で見学し、発電の仕組みや、昼も夜も一日中、電気を安定して供給するために、電力の需要に合わせて発電量を調節しているという説明を聞きました。

午後には、若手社員の方から、進路選択や仕事についてのリアルなお話を聞くことができました。

グループごとに若手社員と直接お話しながら感想を共有し、学年を超えて、また他校からの参加者と交流しました。

最後は、バス内から発電所の敷地内の設備を見学しました。

普段は見られない火力発電所の中を見学することができ、JERAで働く人たちの仕事について知り、イメージがわいて学びの多い1日になりました。

ものづくり選手権 ものづくり選手権

8月末、毎年恒例のものづくり選手権が開催されました。

今年のテーマは「紙を使って丈夫な橋を架ける」。

中2〜高3の計9チームが参加しました。

紙を筒状や紐状にしたり、三角や蛇腹に折ったりと、思い思いの方法で橋をつくりました。

完成した橋の長さと、橋に載せられるおもりの重さの測定タイムは、大いに盛り上がりました。

高1総合 日経ビジネス講演会 高1総合 日経ビジネス講演会

7月2日(水)、高1は総合の時間に、日経BPマーケティングの川合夕里加さまをお招きし、講演会を実施しました。「日経ビジネス~ちょっと先の未来を考えてみよう~」というテーマのもと、川合さまは日経ビジネスで過去に紹介された「空飛ぶ車」の写真やAI採用面接の話題に触れ、今私たちにとって当たり前だと思っているものが20年後の未来には変わることを示されました。また、人間とロボットの協働が進んでいく未来に、私たちはどのような生活をしているのかを予想するグループワークも行いました。これらの予想は、正確な信頼できる情報をもって、初めて未来につながるものです。講演会の後に書かれた生徒の感想からは、生徒たちがそれぞれ幅広くアンテナを張って世の中のニュースに目を向ける大切さを実感するとともに、自分の興味関心がどこにあるのかを探るヒントを得た様子が見受けられました。

2025年度オープンスクール 2025年度オープンスクール

太陽が燦燦と照り付つける夏空の下、オープンスクールが開催されました。

オープンスクールは、クラブ委員会とPR部の生徒たちが中心となって動画やクイズを作成、校内ミニツアーを企画しました。

PR部以外の生徒たちも自主的に校内装飾や校内ミニツアーの手伝いをしました。

体験授業も行われ、国語・社会・算数・理科・英語・倫理の中から2教科の授業を受講していただきました。1教科25分の中で、授業の雰囲気を味わっていただけたのではないかと思っています。

授業体験と並行して、生活委員会の生徒がスライドによる学校説明を行いました。20分という制限時間の中で、学校のアピールポイントをコンパクトにまとめ、見学者にわかりやすく伝えていました。

各クラブもそれぞれに工夫を凝らして、見学者をおもてなししていました。参加型のクラブは人気があり、見学者は在校生と一緒にクラブ体験を楽しんでいる様子が窺えました。

社会の授業体験

英語の授業体験

数学の体験授業

校内ミニツアーの表示

バスケットボール部の活動風景

化学部の実験。何かな?

生徒によるミニ説明会

中2 キャリア教育ワークショップ 中2 キャリア教育ワークショップ

中2では総合の時間に、卒業生を含む 4 名の女性講師をお招きし、全 2 回のキャリア教育ワークショップを実施しました。

1 回目は、講師それぞれのお仕事内容や、その職業に就いた経緯をお聞きしました。

2回目は、職業タイプ診断を通して、生徒同士で気付いたことや興味のある職業についてシェアしました。

職業についてのお話をうかがうだけでなく、生徒たちがお互いに意見を言いやすいコミュニケーションのとり方、話の聞き方をレクチャーしていただき、生徒たちにとって学びの多いワークショップとなりました。

授業後、一人ひとりが今すぐに実践していきたいことをカードに書き、「明日からのアクション」と題して、廊下に掲示しました。

他の生徒のカードをみることで、今後の生活において、さらなる刺激になることを願っています。

オーストラリア短期研修事前プログラム オーストラリア短期研修事前プログラム

高1・高2の希望者約30名が参加するオーストラリア短期研修。先日、実践コミュニケーショントレーナーの西田弘次先生をお招きして事前研修・コミュニケーションワークショップを行いました。

約10日間の留学の間、ホストファミリーや現地校の生徒、先生など多くの人と触れ合う機会があります。限られた時間で多くの学びや経験を得るために必要なコミュニケーション力に磨きをかけました。

緊張感が漂う中、ワークショップが始まりました。コミュニケーションを取るきっかけ作り、話の聞き方、目線の送り方、姿勢など西田先生の解説を聞き実践してみると、表情豊かに、身振り手振りを交えながら楽しそうに会話ができるようになっていました。初めは正しい「聞く姿勢」ができていない生徒がいましたが、後半では西田先生のお話を聞く時にはスッと背筋が伸び、“今、お話をきいています”ということが姿勢に表れていました。丁寧にコミュニケーションの方法を確認し、コミュニケーションの質を高めることができ、ワークショップの終わりには見違える姿がありました。

このコミュニケーションスキルを持って、異文化交流を楽しんでくれることを願っています。

中2総合 加藤先生講演会 中2総合 加藤先生講演会

お茶の水女子大学副学長 の加藤美砂子先生より、中等科2年生に向けて「イノベーションとは何だろう?」というテーマでご講演いただきました。光塩の卒業生である加藤先生は、現在、理学部生物学科教授と、理系女性育成啓発研究所の所長も兼任なさっています。

生徒たちはインベンション(発明)とイノベーション(革新)を比較しながら、幅広い分野の実践例を通して、イノベーションを生み出す秘訣を伺いました。