中3 能楽鑑賞教室 中3 能楽鑑賞教室
晴天に恵まれた6月のある日、中学3年生は国立能楽堂を訪れました。
観劇した演目は『附子(ぶす)』(狂言・和泉流)・『鉄輪(かなわ)』(能・喜多流)の2作品。
『附子』では、狂言方2人の大きな声と素っ頓狂な動きが観客の笑いを誘います。生徒にとっては一休咄のエピソードとしてなじみが深かったようです。
一方、女の恨みつらみを書いた『鉄輪』では、終始張り詰めた空気が会場を包み、静寂の中で物語の行末を見守りました。
職員の方々に暖かく受け入れて頂いた今回の観劇。古典作品に肌で触れ、教室の外での貴重な学びを得た一日となりました。