マッチ先生が贈る今月の一句ー2月 マッチ先生が贈る今月の一句ー2月
さえかえる空の向こうに花の咲く
2月6日から3週間にわたって行われたミラノ・コルティナ冬季オリンピックが、閉幕しました。
期間中、眠い眼をこすりながらリアルタイムで観戦した方もいらしたことでしょう。今回の冬季オリンピックで、日本は過去最多のメダル獲得数を記録しました。メダルを手に歓喜に浸る選手たちの姿は、見ている者の心まで熱くしたことは間違いありませんが、私がもっとも感動を覚えたのは戦いを終えた選手たちの言葉。インタビューを受けた選手の誰もが口に出した「感謝」の言葉です。指導してくれたコーチはもとより、自分を支えてくれた家族や友人、そして何より声援を送ってくれたすべての人々に対して発せられた「ありがとう」の言葉でした。メダルを取った選手は、メダルが取れたことを自分一人の力ではないと話していたのが印象的でした。また、不本意な成績に終わり、試合直後には悔し涙を流した選手たちも、自分がこのオリンピックの場に立てたこと自体に感謝していたことが心に残っています。
さらにもう一つ感動したのは、選手たちが、オリンピックに向けて懸命に努力してきた自分に対して「よくやった」とねぎらいの言葉をかけていたことです。思うような結果ではなかったとしても、このオリンピックを通して成長でき、オリンピックが次のステップに繋がると前向きに捉えていることに深い敬意を抱きました。
私たちは、思うような結果が得られなかったとき、人のせいにしてはいないでしょうか。けれどもオリンピック選手たちのように、精一杯努力し、自分の限界を知った人は、結果を謙虚に受け容れることができるのではないでしょうか。そして次の目標に向けての一歩を踏み出すことができるのだと思います。
選手たちの生きざまからたくさんのことを学ばせてもらった3週間でした。
