特別講座「国際NPOせいぼ」ユースワーク・林栞さん 特別講座「国際NPOせいぼ」ユースワーク・林栞さん

特別講座「国際NPOせいぼ」に、今回はゲストスピーカーとして林栞さんが来てくださいました。
林さんは、NPO法人文楽舎(ぶんがくしゃ)に所属、子どもや若者の支援活動であるユースワークをしています。その内容は学習支援や食事、居場所づくりから、“平和”や“気候変動”など正解のない問いをみんなで話し合う「金の学び」に至るまで、実にさまざま。光塩の生徒から見れば、年齢的には少しだけ先輩の方、ですがユースワークの活動は10年を超えています。
大学時代のタイ留学、カンボジアでのボランティア活動を通じて、当たり前と思っていたことが必ずしもそうでないとに気づくと同時に、日本社会の問題が俯瞰して見えるようになったという林さん。今は、いろいろな事情を抱える子どもに寄り添って、独りぼっちじゃないと伝えることが希望、と話してくださいました。
生徒たちは真剣にお話を聞きながら、協働について考えました。コーヒー販売とマラウイの給食支援をスタートに、この講座が目指すものを、もっと広げて行くとしたら? むしろ身近に活動の場があるのかもしれない…講座の名前に「国際」とあるけれど、支援が必要な人はそれこそ東京の若者の中にもいるわけで…。考えるうち、生徒たちは今学期のテーマ「協働」のイメージをつかみ始めたようです。

特別講座「NPOせいぼ」前回の記事はこちら

「興味を持ったことには一歩踏み出すこと、現地に行って自分の目で確かめることが大切」と語る林さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文楽舎のほか、教会こどもスタッフやカタリバ アダチベースでも活動中だそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です 「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です

現在、第二職員室の前では、ラーニング・コモンズチーム(ラコモン)による「〇〇の時に読みたい本」の企画を実施中です。今回の企画では、なんと本のタイトルが見えない形でラッピングされています。中身は帰ってからのお楽しみ♪ポップに書かれた内容をもとに、生徒たちはその時の気分に合った本を手に取って持ち帰ることができます。本はすべて、ラコモンメンバーがセレクトしてくれました!

売れ行き上々です!

冬休み前に準備にいそしんだラコモンメンバー達

メンバーの想いが詰まったポップ。可愛くデコレーションしています

英語キャンプ 英語キャンプ

1月初旬の3日間、校内で英語キャンプが行われました。中2と中3の希望者約40名が参加しました。外国人の先生たちと英語だけでコミュニケーションをとることに、最初は緊張や難しさを感じているようでしたが、様々なアクティビティを通して徐々に緊張もほぐれ、英語での会話を楽しむことができるようになりました。最終日には、中2はスキットで日本の様々な地域を紹介しました。中3は日本のポップカルチャーについてインタビュー形式で発表しました。3日間の練習を通して得た「英語で話したり発表したりすることへの自信」を感じさせる、活き活きとした発表でした。今後の英語学習にもつながる貴重な経験となりました。

クイズにチャレンジ!

早口言葉で口の準備運動!

最後はグループごとに発表しました

高2教養演習 俳句 ―私の冬― 高2教養演習 俳句 ―私の冬―

学校設定科目「教養演習」で、高2が句作に挑戦しました。2学期の授業の佳句をご紹介します。テーマは「私の冬」。

書初めの墨の一滴時止める
夢と書き息をつきたる筆始
こがらしと並んで歩く摩天楼
川に影落とし寒月ふるへけり
凍蝶を丸呑みしたる大地かな
見上ぐれば隙間だらけの紅葉かな
冬桜花に吐息のありにけり
元日のせはしく変はる世論かな
暖房の車窓に描く友の顔
亡き祖父のカメラを使ふ初写真