高1 租税教室 高1 租税教室
高1は総合の時間を使って租税教室を開催しました。
税理士の業務についての紹介を受けたあと、前半は税の公平性について考えました。ゲーム形式で取り組んだ議論のテーマは、税金で街に300万円の公園を作るために年収の異なる3人の住人から税金を徴収するとしたら、どのように税金を集めたら公平であるか、という問いでした。
生徒からは、「それぞれが年収の10%ずつ出す」という意見や、「全員100万円ずつ出す」「年収が一番高い人が全部出して、低い人は後払いする」といったものが挙がりました。これらの税の収集方法は、どれも使われているものである、ということを議論の後に聞いた生徒たちは、税の種類によって収集方法が異なることを、わかりやすく身近に感じたようです。
後半は、税金の使われ方について勉強しました。中でも「税金は私たちが健康で文化的な生活を送るための『会費』のようなものである」という視点から、生徒たちは税金が今後自分たちにとって豊かで安心して暮らせる未来をつくるために必要なものであるという示唆を得たようです。
最後に、「消費税は必要か」というテーマでの議論にも取り組みました。今後、社会に出て税を支払う立場に立つ生徒たちにとって学びの多い機会となりました。

税金の集め方について様々な意見が挙げられました。

「消費税は必要か?」熱いディベートでした。




