高1 租税教室 高1 租税教室

高1は総合の時間を使って租税教室を開催しました。 

税理士の業務についての紹介を受けたあと、前半は税の公平性について考えました。ゲーム形式で取り組んだ議論のテーマは、税金で街に300万円の公園を作るために年収の異なる3人の住人から税金を徴収するとしたら、どのように税金を集めたら公平であるか、という問いでした。 

生徒からは、「それぞれが年収の10%ずつ出す」という意見や、「全員100万円ずつ出す」「年収が一番高い人が全部出して、低い人は後払いする」といったものが挙がりました。これらの税の収集方法は、どれも使われているものである、ということを議論の後に聞いた生徒たちは、税の種類によって収集方法が異なることを、わかりやすく身近に感じたようです。 

後半は、税金の使われ方について勉強しました。中でも「税金は私たちが健康で文化的な生活を送るための『会費』のようなものである」という視点から、生徒たちは税金が今後自分たちにとって豊かで安心して暮らせる未来をつくるために必要なものであるという示唆を得たようです。 

最後に、「消費税は必要か」というテーマでの議論にも取り組みました。今後、社会に出て税を支払う立場に立つ生徒たちにとって学びの多い機会となりました。 

税金の集め方について様々な意見が挙げられました。

「消費税は必要か?」熱いディベートでした。

マッチ先生が贈る今月の一句—11月 マッチ先生が贈る今月の一句—11月

雪つりの松を囲んで談笑す

布団干し我が家もついに冬支度

小春日が続いているものの、さすがに朝夕は冷え込むようになりました。まもなく師走、2025年も終盤に近付いてきましたね。

東京で行われたデフリンピックが先日終わり、予想を超える観戦者数と日本のメダルラッシュに盛り上がりました。

メダルを獲得した陸上の山田選手が、「デフリンピックが終わっても、これで終わりではなく、これからが始まり。デフリンピックをきっかけに障がいを持つ人と持たない人との交流の輪を広げ、障がいを持つ人々が暮らしやすい世の中を作るために活動していきたい」と話していたのが強く心に残りました。

また、観戦した人々からも、「応援を通して障がいを持つ人々と繋がっていると感じることができた。これからさらに障がい者との関わりを広げていきたい」という声が上がっていました。

私はこれまでデフリンピックにそこまで強い関心を持ってはいませんでしたが、報道を見て選手と応援する人たちが一体になって競技を盛り上げている姿に感動し、障害を持つ方々の生きざまに関心を持つようになりました。

今、学校では毎年恒例の「クリスマス助け合い」を行っていますが、遠い国で苦しんでいる人のことを心にかけるのはもちろんのこと、国内で生きづらい思いをしている人々のことも心にかけて、心のこもった支援をしてほしいと願っています。

 

 

中3数学 三平方の定理 証明発表会 中3数学 三平方の定理 証明発表会

中3では、数学の授業で学習した「三平方の定理」の証明の発表会を、グループに分かれて行いました。

100種類以上の証明方法があるとされている「三平方の定理」。多くの生徒が 10 通り近くの証明を追体験し、レポートにまとめました。

発表会は、話し手は分かりやすい説明を工夫している様子が見られ、聞き手も相づちを打ちながら耳を傾けており、発表しやすい雰囲気の中、行われました。

以下、生徒が「発表会ワークシート」に記入した「三平方の定理について理解が深められたこと」を紹介します。

「三平方の定理の証明は誰もが知っているような偉人や数学者なども取り組んでおり私は偉人の名前を覚えるのが好きなためとても楽しく取り組めると同時に自分も数学者になったようでとても面白かったです。」

自分が調べたこと以外にもグループの方々がたくさん補ってくれてとても勉強になりました