光塩女子学院有吉佐和子文庫 ミニ展示 光塩女子学院有吉佐和子文庫 ミニ展示
11月、全校行事「親睦会」にあわせて、有吉佐和子文庫のミニ展示が行われました。部屋の入口には有吉佐和子氏の真っ白なスーツ、部屋に入ると有吉佐和子氏の蔵書が出迎えます。これらは、長女・有吉玉青様から光塩にご寄贈いただいたものです。
有吉佐和子氏は昭和を代表する女流作家であると同時に、光塩高等女学校の卒業生でもあります。昨年からのブームが続く短編集『青い壺』第10話・第11話にはスペイン系ミッションスクールが登場し、モデルになった学校がすぐ分かります。
この日の展示では、作家・有吉佐和子氏と作品に登場する光塩、光塩で学ばれた有吉佐和子氏と長女の有吉玉青様をパネルでご紹介し、来場者は興味深そうに説明パネルや展示された本に見入っていました。

有吉佐和子氏の真っ白なスーツ。 部屋入口の「有吉佐和子文庫」の字は長女・有吉玉青様の手によるものです。

ドアをあけたところ。机の上には、有吉佐和子氏と有吉玉青様のご著書。来場者は興味深そうに手に取っていました。

有吉佐和子氏が光塩で学んだ岡本先生、保護者としての光塩の行事参加のエピソード、有吉玉青様の中1での活躍を伝える光塩新聞の記事をご紹介するパネル。

実は最後に国語科の故・佐野摩美先生の紹介コーナーも。佐野先生はこの有吉佐和子文庫を根城に、精力的に小論文指導を行いました。
