中3 能楽鑑賞教室 中3 能楽鑑賞教室

晴天に恵まれた6月のある日、中学3年生は国立能楽堂を訪れました。

観劇した演目は『附子(ぶす)』(狂言・和泉流)・『鉄輪(かなわ)』(能・喜多流)の2作品。

『附子』では、狂言方2人の大きな声と素っ頓狂な動きが観客の笑いを誘います。生徒にとっては一休咄のエピソードとしてなじみが深かったようです。

一方、女の恨みつらみを書いた『鉄輪』では、終始張り詰めた空気が会場を包み、静寂の中で物語の行末を見守りました。

職員の方々に暖かく受け入れて頂いた今回の観劇。古典作品に肌で触れ、教室の外での貴重な学びを得た一日となりました。

国立能楽堂の写真

読売新聞出前授業 読売新聞出前授業

高1では、主権者教育の一環として、読売新聞教育ネットワーク事務局記者の大石暁先生をお招きして、出前授業を実施していただきました。

ホールの席には全員に当日の朝刊が配られ、生徒たちは興味津々。先生から出されるクイズの答えを探すうちに、自然と新聞の各記事に目がとまっていきます。中等科から続けている新聞ノートを通して新聞には触れてきている光塩生ですが、紙面の構成や新聞の記事が書かれる過程など、ご講義を受けてたくさんの発見がありました。若者の投票率の低さや選挙の現状のお話をうかがい、インターネット上の情報に触れる中でおこるフィルターバブルやエコーチェンバーなどの現象についても知る機会を得ました。

ご講義が終わった後も、大石先生に質問をする生徒たちの列がいつまでも途切れず、熱心にお話を伺う姿が見られました。

今回の授業を通して、未来の主権者としての多くの学びを得たようです。