マッチ先生が贈る今月の一句 11月 マッチ先生が贈る今月の一句 11月

「小雪や二度寝の布団は夢心地」

日一日と夜明けが遅くなっています。朝の冷え込みも一段と強くなってきました。昼間と朝夕の気温差が大きいので、風邪をひき易い季節ですね。

皆さん、お元気ですか。布団の中から出るのが億劫になっていませんか? かく言う私ことマッチも、このところ布団から出るのに苦労しています。マッチとあだ名されている私ですが、寒さに弱く、冬の朝は大の苦手。ついつい二度寝してしまいます。

本物のマッチだったら暖かくていいだろうなあと考えていたとき、ふと気づいたことがありました。マッチ棒は、自身では火を起こすことができないということ。薬品を塗った箱の側面に擦りつけないと発火できないということ。これは、人間にも共通するのではないかと思いました。

人間も一人では生きられない。人と関わることで、暖かい火を起こすのではないかということ。マッチ箱は擦られて跡がつくように、摩擦によって傷つくこともあるでしょう。でもその結果、周りを明るく、暖かくする火が生まれる。人に真正面からぶつかることは、勇気が要ることでしょう。痛い思いをするかもしれません。けれどもぶつからなければ永久に火をともすことはできないのです。

傷つくことを恐れずに人と関わっていきましょう。そして、人と一緒に明るく、暖かい火をともしていこうではありませんか。

第16回 全日本高校模擬国連大会・本選に出場し、Position and Policy Paper 賞を受賞しました 第16回 全日本高校模擬国連大会・本選に出場し、Position and Policy Paper 賞を受賞しました

11月13日(土)・14日(日)に国際連合大学で行われた全日本高校模擬国連大会の本選に、高校1年生の2名が参加しました。9月にオンラインで行われた予選を勝ち抜いた全国80組の高校生が、この日の本選に参加しています。
2つの議場に分かれ、各校が割り振られた国の大使として、「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」という議題のもと、担当国の国益と他国の利益に配慮した現実的な政策を作り上げることを目指して話し合いました。
光塩は、「オーストラリア大使」として参加しましたが、本選前に提出した担当国の政策と会議の政策立案である「Position and Policy Paper」が高く評価され、最優秀賞、優秀賞に次ぐ「ベストポジションペーパー賞」を受賞することができました。
公式発言であるスピーチは英語で堂々と行い、担当国だけでなく各国に関する丁寧なリサーチのもと、全国各地の素晴らしい学生たちに交じって、真剣に議論に参加する姿は素晴らしかったです。

親睦会 親睦会

今年度の親睦会は、3年ぶりに学校見学の方をお招きしての開催になりました。

中1から高2までの生徒たちが、午前・午後に分かれて販売やゲーム企画を行いました。

中3以上は、学年・クラスごとに自分たちで考えた企画を行って来校された方をおもてなししました。

紙袋を釣る魚つり、スピードくじ、キャンディーつかみ、ヨーヨー釣り、輪投げ、ビンゴなどのゲームは、初等科生に大人気でした。お化け屋敷などの学年企画も大盛況でした。

学校見学にいらした方のためには中1生徒が校内巡りツアーを行い、催しものや施設をご案内し、質問にも丁寧に答えていました。

サロンコンサートも復活し、楽器演奏や歌が披露されました。演奏する生徒も聴く生徒も、共に楽しむことができたようです。

 

高2企画のゲーム

高1企画

中3企画のお化け屋敷

保護者の手芸品販売

趣向を凝らした装飾

教室装飾

中1キャリア講演会 中1キャリア講演会

中1は総合の時間を使ってキャリア講演会を実施しました。講演者は、夏期休暇中のキャリアインタビューにご協力くださった保護者の方々です。

講演者には、中学生時代をどのように過ごされたか、どういう経緯で今の職業に就かれたか、またその職業に就くためにはどのようなことが必要なのかなど、ご自分の体験を交えてお話しいただきました。

どの方も、職業を通してご自分の生き方や中1生徒へのメッセージを分かりやすく話され、生徒たちは真剣に聞き入っていました。短い時間ではありましたが、中1が将来を考える指針になったのではないかと思われます。

熱心に講演を聞く生徒たち

 

プラン・インターナショナル・ジャパン講演会 プラン・インターナショナル・ジャパン講演会

中3は総合の時間にNGO団体プラン・インターナショナル・ジャパンの職員で、光塩の卒業生でもいらっしゃる奈良崎文乃様をお招きし、ご講演いただきました。

現在、発展途上国で起きている「女の子」の現状について動画を交えながらお話くださいました。

「早すぎる結婚・妊娠」「新型コロナウイルスが及ぼす影響」など深く難しいテーマではありましたが、奈良崎様の豊かなご経験と今を生きる子どもたちへの温かな眼差しを感じながら、皆熱心に聴いていました。

自分たちの日常生活とはかけ離れた少女たちの現実を知り、社会の中で自分に何ができるかを考え、貧困や差別のない社会の実現について考える機会となりました。