カテゴリー:表彰

武蔵野大学 第10回数理工学コンテスト 武蔵野大学 第10回数理工学コンテスト

本校の生徒が下記の賞を受賞しました。

武蔵野大学 第10回数理工学コンテスト
優秀賞
「魚(チダイ)の個体データから産地(大分/青森)を判定できるか?」 中等科2年(現3年) R.Kさん
奨励賞
 「ある日、人里でクマさんに出遭った ~なぜ人里で目撃されるクマが増えたのか?~」 中等科2年(現3年) K.Nさん A.Nさん
ジュニア奨励賞
「夜間にAEDが使えない! ~杉並区の夜間使用可能なAEDを増やすには~」 中等科3年(現高等科1年) A.Sさん
「豆苗栽培大作戦 ~短期間栽培での最良条件とは~」 中等科2年(現3年) M.Oさん H.Kさん
「なぜ日本人はマスクを外せないのか ~通学電車での観察と女子中学生のアンケートから~」 中等科2年(現3年) Y.Kさん

 

 

 

 

 

 

 

4月・ラコモンチーム会議 4月・ラコモンチーム会議

4月のある日、ラーニングコモンズでは改装へ向けた会議が行われました。
「ラコモンが何か、中1に分かりやすく伝える動画を作ったらどうかな?」とチームの生徒。どうやら、このお部屋の愛称はラコモンになるようです。本を愛する有志生徒(ラーニングコモンズチーム)は6人に増え、建築会社の方との打ち合わせも熱が入りました。ドアのデザイン案に「オシャカフェみたい!」との声も。「タヌキの森」をコンセプトにした「オシャレなカフェ」みたいなラーニングコモンズ、いったいどんな姿に変身するんでしょう?あふれるアイディアと熱意を胸に、ラコモンチームの活動は続きます!

中1オリエンテーション 中1オリエンテーション

4月11日(木)、新中1はオリエンテーションを実施し、光塩のお祈りや瞑想について、また明石スクールユニフォームカンパニーの方をお招きして制服のルールについてのお話を聞きました。

後半は、カウンセラーによるワークショップで自己紹介や先生ビンゴ、サインワークを行いました。はじめは緊張していた生徒たちの表情も、ワークショップによって一気にほぐれ、教室に戻る際はたくさんの笑顔が見られました。

 

教養演習イベント 教養演習イベント

3月2日(土)に、高2の学校設定科目「教養演習」のイベントとして、国際移住機関ジュネーブ本部 出入国・国境管理ユニットにご所属の田本さら茉先生による講演会「私の経歴紹介:自分の関心と真摯に、柔軟に向き合う」が実施され、高1も合同参加しました。現在ジュネーブにいらっしゃる田本先生のご都合により、オンラインでの開催となりましたが、質疑応答の時間には約50分にわたって生徒から質問が絶えませんでした。田本先生は海外で働くことを実現するに至った動機やきっかけを、大学・大学院での学びや外務省での経験を通してお話しくださいました。中でも、現地の人が実感している問題を聞いて対応策を具体的にし、現地の人と国外の人とが協働して利益を生み出していく「参加型開発」の概念は、普段から「もう一人の友」に思いをはせる機会をもつ光塩生にとって印象的に映ったようです。また、国際機関で働くのに特に大切なこととして、田本先生は「自分の思いを言葉にして伝え、発信し続けること」を強調されました。異なるバックグラウンドがあることを前提に、相手に何かを伝えるためには、自分の当たり前を取り払って言葉を尽くし語る必要があります。このことからは、英語や国語といった言語の種類の枠組みを超えて、言葉というものの存在意義への示唆が実感され、生徒たちは講演後、熱心に感想を書いていました。

10人以上の生徒が質問に列をなしました

高2会場の様子

 

高1会場の様子

 

 

 

 

 

高3 アイメイト体験会 高3 アイメイト体験会

3月に高3の希望者によるアイメイト(盲導犬)体験会が行われました。

公益財団法人アイメイト協会から2名のスタッフの方と4頭のアイメイト候補犬が来校してくださいました。

はじめにアイメイトがどのように生まれ育って訓練を受けるのかなどの講義を受けて知識を深めました。途中、2グループに分かれ、アイマスクをした状態で背の順に並ぶことに挑戦したり、名前順に並んだりして、目の見えない世界では言葉や音を積極的に発信してコミュニケーションをとることが大切であることを体感しました。

後半はアイメイト候補犬と歩行体験をしました。アイメイトに近づきすぎて踏んでしまうのではないか、障害物にあたるのではないか、と怖くてすり足で歩く生徒たち。どんなにアイメイトが可愛くても、撫でて褒めてはいけないもどかしさを抱えながら、最後はお別れしました。

目隠しをして背の順に並ぶのが難しそうでした

椅子がある場所まで誘導し、安心して座れるように補助します

ペアになって誘導します

アイメイト候補犬との歩行体験

たくさんの気づきを頂きました

第7回全国中学ビブリオバトル決勝大会に中2生徒が出場しました 第7回全国中学ビブリオバトル決勝大会に中2生徒が出場しました

3月24日(日)に第7回全国中学ビブリオバトル決勝大会が龍谷大学瀬田キャンパスで行われ、学校代表として本校から中2生徒Iさんが出場しました。Iさんは呉勝浩さんのミステリー小説「スワン」を紹介しました。惜しくも準決勝で敗れたものの、Iさんはネタバレしないギリギリの内容を攻めながら、タイトルや表紙の工夫にも触れて聴衆の興味を惹きつけていました。大会では作家の今村翔吾先生や宮島未奈先生のトークショーを聞くことも出来、読書欲をかき立てられる特別な1日となりました。

『スワン』の魅力を語るIさん

マッチ先生が贈る今月の一句ー3月 マッチ先生が贈る今月の一句ー3月

 友人と通いし道に桜咲く

 通学路ふと見上げれば櫻花

 

桜の開花が待たれる今日この頃ですが、一日ごとに日脚が伸びて、春の確実な訪れが感じられます。

ところで、皆さんは公園などでよく見かける「ソメイヨシノ」が雑種だということを知っていましたか?今や、多くの日本人に最も愛されている「ソメイヨシノ」は、江戸時代、ある植木屋さんが日本に自生していたオオシマザクラとエドヒガンとを掛け合わせて作ったものだそうです。このように2種類の桜が交わることで生まれた「ソメイヨシノ」は海を越えて海外に渡り、外国と日本との友好の架け橋ともなりました。

私が中学生だった頃に使っていた英語の教科書にも日本からワシントンのポトマックパークに贈られた桜のことが載っていて、興味を覚えた記憶があります。ですから、桜の花を思うとき、私には「友情」のイメージが浮かびます。

学び舎を巣立ち、それぞれの異なる世界へと羽ばたいていく卒業生の皆さんが、これまで育んできた「友情」を宝物として、さらなる新しい「友情」を育てていってほしいと心から願っています。

 

3学期終業式・中等科卒業証書授与式 3学期終業式・中等科卒業証書授与式

桜の開花が待たれる晴天の下、2023年度を締めくくる3学期終業式と中等科卒業証書授与式が行われました。

中等科生のみが参加したミサは、中等科を卒業する中3のためにささげられました。神父様はご自分が着用されていたバラ色の祭服が、近々訪れるイースターの折に使われるもので、「期待を込めた喜び」を表すので、今日のような式典に選ばれると話されました。そして、このような「恵み」に会うためには「愛する」ことが大切で、人と人との関わりも相手をすべて「受け入れる」=「愛する」ことだと話されていました。また、今の自分をありのままに受け入れることが大切とのお言葉もありました。

ミサに引き続いて行われた終業式の中では、校長先生から「自分をも他者をも受け入れる」ことの大切さが伝えられました。校長先生のお話はご自身の実体験をユーモアを交えてわかりやすく述べられたもので、在校生一同相槌をうちながら熱心に聴いていました。

終業式後、中3卒業証書授与式が行われました。この日のために多くの保護者が来校され、生徒たちの晴れ姿を目を細めてご覧になっていました。一人ひとりが校長先生から卒業証書を受け取った後、3か年皆勤賞・3か年精勤賞の受賞者が壇上に上り、賞状とともに賞品と花束を受け取りました。生徒たちの表情はことなし終えたという達成感と喜びに満ちあふれていました。

卒業証書授与式後に、友と過ごした3年間を振り返りつつ、中3全員でクリスマス会の折に歌った曲を合唱し、ホール内は感動に包まれました。

卒業証書授与の様子

賞状授与

中3からの記念品贈呈

中3全員による合唱

中3担任からの挨拶

 

 

第90回高等科卒業式 第90回高等科卒業式

春風が雲を散らし、澄んだ空を与えてくれた佳き日に、第90回高等科卒業式が挙行されました。コロナが5類になって初めての卒業式では、在校生も列席し、保護者・教職員とともに高3生の卒業を寿ぎました。

まず、校長から卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。次に皆勤賞・精勤賞の授与があり、皆勤者、精勤者の保護者には受賞者の手から感謝の花束が渡されました。

校長祝辞では、この学年の、他者の優れた点を認められる謙虚さや他者を思いやることのできる優しさが述べられました。また、コロナ禍の制約の中での親睦会に、新たな枠組みでの学年企画を立ち上げた柔軟性が称賛され、その特性を活かして次のステージへ進むようにとの励ましの言葉が述べられました。

後援会会長の祝辞では、このように保護者・卒業生・教職員・在校生が一同に会して卒業式が開催できることは当たり前なことではなく、世界には学業の機会ばかりか生きることさえ保証されていない人が大勢いることに気づき、自分たちがいかに恵まれているかを感じ取り、「恵まれた」者に与えられる使命というものを立派に果たしてほしいとの願いが述べられました。引き続いて保護者代表が祝辞を述べ、光塩女子学院で育まれた祈りの心を大切にしてほしいとの言葉がありました。

卒業生総代答辞では、高等科での生活を一年ごとに振り返りながら、さまざまな困難を仲間とともに乗り越えて新たな企画を立ち上げ、学校行事を成功させた喜びを述べていました。また、学校生活における周囲の支えの大きさに感謝する気持ちを伝えていました。

今年度は、在校生がロッシーニ作曲「愛」の合唱を卒業生にプレゼントし、卒業生はクリスマス会で金賞を受賞した「ぜんぶ」、「スタンドアローン」の2曲を曲紹介とともに披露しました。仲間とともに歌う最後の合唱に、卒業生たちは万感の思いを込め、聴衆の感涙を誘いました。

式を終えて拍手に送られて退場していく卒業生を待ち受ける空の色は、第90回卒業生にふさわしい清々しい青でした。

式の始まり

卒業証書授与                

カテゴリー:表彰

2023春 表彰 2023春 表彰

中・高等科の生徒が表彰されました。