4月・ラコモンチーム会議 4月・ラコモンチーム会議

4月のある日、ラーニングコモンズでは改装へ向けた会議が行われました。
「ラコモンが何か、中1に分かりやすく伝える動画を作ったらどうかな?」とチームの生徒。どうやら、このお部屋の愛称はラコモンになるようです。本を愛する有志生徒(ラーニングコモンズチーム)は6人に増え、建築会社の方との打ち合わせも熱が入りました。ドアのデザイン案に「オシャカフェみたい!」との声も。「タヌキの森」をコンセプトにした「オシャレなカフェ」みたいなラーニングコモンズ、いったいどんな姿に変身するんでしょう?あふれるアイディアと熱意を胸に、ラコモンチームの活動は続きます!

津田塾大学と高大連携協定を締結しました 津田塾大学と高大連携協定を締結しました

2月21日、本校と津田塾大学(学長:髙橋裕子/東京都小平市)は、高大連携に関する協定を締結しました。本協定は、相互の信頼関係に基づき、双方の教育及び研究機能についての交流‧連携を通じて、教育全体の活性化を図ることを目的としています。
締結式には、津田塾大学から髙橋裕子学長、小舘亮之副学長、山本真之学長補佐、斉藤治人事務局長、五十嵐俊也経営企画課長が出席され、本校からは烏田校長、齋地教頭、重岡教頭が出席しました。
締結式では、協定書への署名、写真撮影の後、和やかな雰囲気の中で意見交換等を行いました。

協定に関する津田塾大学のホームページはこちら(外部リンクへ飛びます)

髙橋裕子津田塾大学学長と烏田校長

62回生小林エリカさん、さーたりさん活躍! 62回生小林エリカさん、さーたりさん活躍!

現在、正面玄関では62回生のお二人の著書と光塩へのメッセージが展示されています。

多方面で活躍するお二人のプロフィールは以下の通りです。

小林エリカさん
光塩女子学院初等科・中等科・高等科卒62回生。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。目に見えない物、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を手掛ける。著書は小説『トリニティ・トリニティ・トリニティ』(英語版 「Trinity, Trinity, Trinity」翻訳Brian Bergstrom(AstraHouse刊)は日米友好基金日本文学翻訳賞)2022-2023(JUSFC)を受賞『マダム・キュリーと朝食を』(第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補)(共に集英社)、『最後の挨拶 His Last Bow』(講談社)、コミックに“放射能”の歴史を辿る『光の子ども 1-3』(リトル・モア)、絵本に『わたしは しなない おんなのこ』(岩崎書店)他。

さーたりさん(佐藤祥未さん)
1996年光塩女子学院高等科を卒業後、杏林大学医学部医学科に入学。順天堂大学肝胆膵外科に入局したのち、現在は複十字病院消化器外科に勤務。外科医の仕事、3児の母の生活を漫画にしたブログ「腐女医が行く!」KADOKAWAから刊行中の「腐女医の医者道」シリーズやWEB連載など医学をわかりやすく、かつ面白く描く漫画家として活動中。

お二人の著書、光塩へのメッセージが展示されています!

小林エリカさんから、メッセージ入りのポスターをいただきました!

さーたりさん(佐藤祥未さん)から、スペシャルな色紙をいただきました!

57回生福田裕子さんよりご著書が寄贈されました 57回生福田裕子さんよりご著書が寄贈されました

脚本家、作家として幅広くご活躍中の57回生福田裕子さんより、ご著書が寄贈されました。

こちら、角川つばさ文庫より出版されました『紫式部日記』と『枕草子』には光塩生への手書きのメッセージも添えてくださいました。

古典文学の奥深さを探究しながらも、その魅力を現代の読者にもわかりやすく伝えることを目指された、文学への愛情と表現の悦びに溢れたご著書です。

光塩生がすぐ手に取れるよう、ただいまは職員室前の廊下に展示されております。

ご著書『紫式部日記』『枕草子』

第17回全日本高校模擬国連大会出場 第17回全日本高校模擬国連大会出場

11月11日(土)・12日(日)の二日間、高2生徒二人が、第17回全日本高校模擬国連大会本大会に出場しました。校内選考から始まったこの4か月半、二人は、定期試験や学校行事をこなしつつ、全力投球で議題に取り組んできました。議場では、それぞれの個性を生かして、自グループを固める役割とグループ間を調整する役割を分担し、連携して他チームとの交渉を進めていました。多くのことを学び、交友関係も築いたこの経験がよりいっそう二人を成長させたようです。「後輩にもぜひ経験してほしい」と今後を見据えて語ってくれました。

熱心に話し合い中

他チームと調整

 

「松岡正剛の国語力」に佐野前校長先生のインタビューが掲載されました 「松岡正剛の国語力」に佐野前校長先生のインタビューが掲載されました

写真は、この8月に刊行されたばかりの書籍、「松岡正剛の国語力」です。日本文化論などの評論や、WEB上の「千夜千冊」というブックナビゲーションで有名な松岡正剛氏。この本は、「なぜ松岡の文章は試験によく出るのか」のサブタイトル通り、大学や大学院、高校の入試問題の松岡氏の文章の分析が行われています。中でも数少ない中学入試の例として挙がっているのが光塩で、「知の編集術」を題材に、何と小学6年生に情報と編集の関係について考えさせています(2014年度入試)。インタビューでは、佐野先生が数十年来の松岡正剛氏の愛読者だったこと、入試は文章との一期一会の出会い、受験生の成長のチャンスという考えから、この文章を選びあたためたことが語られています。光塩の問題は、筆者が一見淡々と書いている一部分にぴたりと照準を合わせ、文章の核心につながる短い記述問題を置く緻密でダイナミックな構成を持ち、素晴らしい良問と高く評価されています。実はインタビュー実施は2022年の1月、佐野先生が亡くなる1か月前のことでした。先生は、この取材をとても喜んでいたそうです。天国の佐野先生の声が届く1冊です。(松岡正剛+イシス編集学校著、東京書籍)

後ろの書棚はラーニング・コモンズの佐野先生の蔵書

ウクライナ支援のための街頭募金 ウクライナ支援のための街頭募金

7月22日、ウクライナ緊急支援のための街頭募金が行われ、戦禍のウクライナの人のためにと、有志の生徒18人が交代でJR高円寺駅前に立ちました。「がんばってくださいね」と生徒に声を掛けながら募金に協力される方もいて、はじめは恥ずかしそうにしていた生徒も、次第に呼びかけの声が大きくなりました。暑い夏の一日の終わりには、ボランティア活動の成果で募金箱はしっかりと重くなりました。この街頭募金は、昨年夏の募金、今春のウクライナ応援チャリティコンサートから続く継続的な支援で、区内の東京立正高校、杉並学院、高円寺学園の各校と合同で実施されたものです。集まったお金は、ウクライナからの避難者・これから避難してくる人のために寄付されます。

 

ラーニングコモンズ、開室準備中! ラーニングコモンズ、開室準備中!

学期末の大掃除の日…のはずが、5号館1階では掃除ではなく、みんなで本にラベルを貼ったり、ハンコを押したりの作業が行われました。このお部屋は、長年、小論文指導にあたってきた佐野摩美前校長先生の蔵書の寄贈を受け、新しくできたラーニングコモンズです。「AI・情報」「生命倫理」「日本文化」などなど、幅広いジャンルの書籍コレクションを貸し出しできるよう、この日はラベルを貼って蔵書印を押しました。蔵書印は本を読む女の子をタヌキがのぞき込むかわいいデザイン。2学期の開室を前に、準備が着々と進んでいます。今は高3の廊下に出張文庫が出ていますが、開室したら多くの生徒がラーニングコモンズに足を運んでくれるといいな、とタヌキが願っているように見えますね。

 

 

生活委員会 Good Morning Week 生活委員会 Good Morning Week

生活委員会では、Good Morning Week を実施しました。

コンセプトは、朝の挨拶によって生まれる心の絆です。人と人との架け橋となる挨拶を一日の始まりに行うことで気持ちよく学校生活をスタートすることができるように―そんな願いをこめて、生活委員会がこの週間を企画しました。

週間への認識を高めるため、何種類ものポスターを作成し各学年の掲示板に貼ったほか、外からも目に入るところにテープ装飾も施しました。またコロナ禍でしばらく行っていなかった校門に立っての呼びかけもしました。

最初は遠慮がちに挨拶していた委員会のメンバーも、元気よく挨拶を返してくれる生徒たちに励まされるように、次第に挨拶の交わし合いを自然に行えるようになりました。

この週間をきっかけにして、皆が気持ちのよい挨拶の交わし合いを続けていかれるとよいと思います。

Good Morning Weekのポスター

Good Morning Weekのポスター

テープ装飾

校門に立っての挨拶

 

中高等科職員研修会 東京大学栗田先生を招いて 中高等科職員研修会 東京大学栗田先生を招いて

5月6日、中高の教職員対象に「生徒の学ぶ力に寄り添う教師の在り方と授業づくりの考え方」をテーマとして、東京大学大学院教育学研究科、大学総合教育研究センター副センター長の栗田佳代子先生にご講演いただきました。栗田先生はオンライン講座、「インタラクティブ・ティーチング」(東大FDウェブサイト、Courseraで公開中)などで授業改善の方法について発信されています。“あなたの担当する授業科目を紹介してみましょう。ただし、価値・期待・環境の観点から相手が学んでみたいと思わせるような説明にしてください”“モチベーションに関するARCSモデルから、自分の授業に取り入れられそうな内容を考えてください”などのワークを進め、ベテランの先生たちにも「はっ」とする気づきがたくさん生まれました。双方向の形で教員と生徒が一緒に学び合う授業スタイルについての大きなヒントを得る研修会となりました。