
本園は1955年、ベリス・メルセス宣教修道女会創立者マドレ・マルガリタによって創立されました。
その教育は創立当初から、家庭的な温かい雰囲気にあふれ、一人ひとりをかけがえのない存在として大切にする、きめ細やかな愛情深い関わりを大切にするものでした。
創立時の教育の理念や伝統を今日も受け継ぎ、カトリックの愛の精神を生かし
1.自分から挨拶のできる子ども
2.感謝の心、思いやりの心を大切にできる子ども
を目指しています。
日本での教育活動は広く世界の姉妹校とも同じ精神でつながり、連帯の心を深めています。
シスター 松田 延代
[12月のことば]
今年もクリスマスの季節が巡ってきました。
クリスマスは間違いだらけで曖昧で迷いと不安に満ちている
この不条理な世界のまっただ中に、
神が幼な子の姿でおいでになるというお祝いです。
この世の損得の価値観や評価の原理に流されそうになる私たちに幼な子イエスさまは、
ホンモノの愛を思い出させてくださいます。
それは我が子を無条件に受け入れ大切に思う親の愛と、
どんなことがあってもありのままの我が子を愛し、
そのままの我が子を抱こうとする神の愛です。
そのままの存在を無条件に受け入れ愛してくださるというのは、
単に甘やかすことでも放任することでも、
そのままで成長しなくていいということでもありません。
まず、ありのままの自分が安心して出せ、
受け入れられたところから愛の関係がスタートするのです。
そこから健やかな成長がうまれるのです。
先の七・五・三の祝福式も健やかな子どもの成長を願う親の愛と、
何があったとしても無条件に我が子を受け入れ大切に思う神の愛の招きです。
お年を召した高円寺教会の神父様も祭壇横から
かわいい光の子、塩の子のためにお祈りしてくださっていました。
神聖な大聖堂の中で光の子、塩の子の園児たちのお祈り、歌、按手等
神への感謝と賛美の雰囲気にあふれていました。立派だったと思います。
雨の日も風の日もお母さまと一緒に元気に幼稚園に通い
楽しいひと時を過ごしたくましく成長したそら組さん、
挨拶が上手で手洗い後ハンカチできれいに手を拭いていることり組さん、
神さまのお話に静かに熱心に聴き入っているほし組さん、
お芋ほりの時のお芋で
おいしいスイートポテトをごちそうしてくださったゆり組さん、
学芸会の練習を通してたくさんの能力を発揮しているばら組さん、
お一人おひとりの大きな成長を感じます。
これは人間の力だけではできません。
今年も色々なことがありました。
国内外の方々のために寛大な支援をいただきありがとうございました。
あけぼの会を中心に保護者の皆様からのお祈りと
献金や物品での支援は素晴らしいものでした。
特別に苦しむ人とともにおられる神さまは喜んでくださっていることでしょう。
感謝申し上げます。
恵み豊かなクリスマスと希望あふれる新年をお迎え下さいませ。
冬休み中もたくさんの楽しい行事等を通して明るく元気に
お過ごしになられますようにお祈りしています。
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[11月のことば]
誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。
心は燃えても、肉体は弱い。
新約聖書 マルコによる福音書14章38節
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みんなステキでした!みんな輝いていましたね!
運動会の感動が未ださめやらず、運動会のお話を続けていたい私ですが、
季節は早、晩秋へと移っています。みなさま、くれぐれもお体をご慈愛くださいませ。
上記のみことばにありますように、
祈りは大切であると誰でも承知しているにもかかわらず、
普段は慌ただしい現実の出来事で頭がいっぱいで、
祈るどころではないということになり、
苦しい時の神だのみに終わってしまうこともあります。
一人では、なかなか続けられないお祈りも幼稚園で毎日毎日、
一定の時間をお祈りにあてて共に祈る習慣をつけることは、
心の成長のための大切な種まきになっていると思います。
聖母マリアの前で
園児と保護者の方が手を合わせていらっしゃる姿をよく見かけますが、
この空間こそ世界のオアシスだと感心して眺めています。
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[10月のことば]
すべてのものは、み言葉によってできた できたもので、み言葉によらずにできたものは何一つなかった み言葉の内に命があった この命は人間の光であった 新約聖書 ヨハネによる福音書1章3~4 -- 「言葉は生き物であり生命力(エネルギー)をもっている。 その言葉どおりの現象を起こす方向に反応してしまう 不思議な魔力が言葉には潜んでいる」 と言語学者の豊田国夫先生も述べていらっしゃいます。 来る、10月2日の運動会でたくさんの肯定的な応援の言葉を お子さまにかけてあげてください。 未来の可能性を信じる温かい応援の言葉には お子さまの成長をうながす不思議な力が潜んでいると思います。 夏休み中の全員の感想文を読ませていただきました。 ご家庭での貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。 身も心も大きく成長し、顔つきもお兄さん、お姉さんになっていました。 ご家族みなさま、お疲れさまでございました。 運動会ではきっと素敵な成長ぶりを発揮してくれることと楽しみにしています。 |
[9月のことば]
2学期のご挨拶の前に1学期末には被災地へのご協力や園内バザーへの
献身的なご奉仕をありがとうございました。
年長組のお泊まり保育は全員参加で神の優しさと先生方の慈しみに包まれた
尊い成長の恵みの時となりました。
いつも園行事を盛り上げてくださる保護者のみなさまに心より感謝申し上げます。
夏休みのご家庭でのご指導お疲れさまでした。
しつけに熱が入るとついつい足りない部分に目がいき、
笑顔のない自分になってしまうことがあります。
熱心になることは悪いことではないのですが、
自分は何を恐れて笑顔を失ってしまったのだろうという振り返りの時を持つことも
大切かと思います。
2学期は特に
①子育ては理論ではなく、子どもと一緒に汗をかくこと
先回りして結論を出すのではなく、ちょっと待って子どもに考える時間を与え、
気づきや発見の喜びを体験させましょう。
②子どもに聞く力をつけましょう。
そのためには子ども達が嬉しそうな顔でする話は嬉しそうな顔で、
悲しそうな顔でする話は 悲しそうな顔で表現たっぷりに聞き、
よく聞いてもらったという体験を重ねることです。
そして、それは何より神に聴くこと、他者に聴く、己に耳を傾けるという
自分自身の存在を支える根っこ作りになるのです。
今しか聞けない幼子の楽しいお話を謹んで聞かせていただきましょう。
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[7月のことば]
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そのときイエスはこう言われた
『天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。
「これらのこと」を知恵ある者や賢い者には隠して、
幼子のような者にお示しめになりました。
そうです。父よ、これは御心に適うことでした。』
新約聖書 マタイによる福音書11章25~26
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6月はイエスの 御心の月と呼ばれ、カトリックの暦では神さまのお心について
考える月です。
上記の聖書のみことばに目を通していただけますでしょうか。
「これらのこと」というのは、イエスさまを通して父である神さまの愛が
溢れ出ているという神秘です。
この神秘に出会って満たされたのは賢い者ではなく無学な幼子のような
者たちだったのです。
これは神さまの御心でした。
幼子の内に宿る神さまの愛は溢れ出て、この世界を神の高みにまで引き上げ
神の国へと変えていきます。
私たち大人は目先の価値観だけで幼子を決めつけることなく、
愛と畏敬をもって幼子の生命そのものをまるごと受けとめることこそが
神さまのお心だと思います。
光塩の園歌にありますように、
「瞳の中に澄みわたるお空をいつも写してる」その瞳は今、
この地上で天の国の輝きを見ています。
その心は今、ここにかぐわしい花園を私たちにかい間見せるのです。
大きな自然の力の前では人は無力です。
そのような危機に満ちた脆い世界にありながら、
それでもなお生き生き成長を続ける幼子と共に
神さまのお心を信じて生きましょう。
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[6月のことば]
毎日、光塩幼稚園では保護者の方々が子どもマリア祭に向けて 様々な準備に取り組んでいらっしゃいます。 中でも登園後グループ毎に熱心にお働きになっていらっしゃるお姿に心が動きます。 やるべきことが山ほどあって、やりたいことも山ほどあるであろうお母さま方が、 被災地の方々に心を寄せ、わが子の喜ぶ姿を思いえがきながら額に汗される姿は 実に生き生きとしておりお幸せな時を過ごされていることが感じられるほどです。 光の子塩の子の園児たちは本当に幸せだと思います。 目の前のお子様に一喜一憂することに合わせて、 長い目で今は「人間力をたっぷりつける時」と心を決めて、 特別なことをしなくても日々の園生活の中で夢中になって遊び、 安心して保護者の方々や先生の両腕の中に飛び込んでいくことこそ、 明日への大きな成長の鍵があるものと信じてください。 無駄なことは何一つありません。毎日毎日を大切にいたしましょう。 |
[5月のことば]
カトリックでは5月は聖母マリアの月として、また養父聖ヨセフの月でもあります。 聖母マリアと聖ヨセフはイエス・キリストを育てた保護者ですから、 子育てが偉大なる神さまのお手伝いであることや、子育ては親育てでもあることを 皆さまと同じように感じていらっしゃったと思います。 ひとりの例外もなく私達は神さまから大切なご用をいただいて人としてこの世に生まれ、 その実現のために、必要な能力やチャンスも必ず授かっています。 希望のうちに新たな一歩を始めましょう。 大地震によるお苦しみの中で過ごされている方々からも 明日への可能性を信じる大きな希望の心を私達はいただいています。 日本中の人々が今私に何ができるかと自らに問うています。 私達は目の前のわが子を心身ともに健やかに育てること、 誰も代わることのできない親としての自覚を 今いちど新たにすることではないでしょうか。 私もまたみなさまに支えられながら自分の使命に新しい決意で 専心して参りたいと思います。 |
[4月のことば]
光塩女子学院幼稚園2011年度新しい年のスタートです。 ご入園ご進級おめでとうございます。 大地震によるお苦しみの中にいらっしゃいます保護者のみなさまに 心よりお見舞い申し上げます。 それぞれのご家庭の多様な状況を心にとめながら、 今年度も光塩の名前と建学精神に基づいて教職員一同、 神さまといっしょに光の子、塩の子の保育を展開していきたいと思います。 私たちは新しい心でみなさまとの新しい出会いを楽しみにしています。 色々なことがあろうかとは思いますが、みなさまが安心して園とひとつの心で 乗り超えていくことができるよう努めて参ります。 「育て上手は待つことのできる人」 これは人にも植物にも動物にもあてはまる含蓄あることばです。 お子さまお一人おひとりの成長を信じながら見守ってあげてください。 よろしくお願い致します。 |