光塩女子学院 中等科/高等科 - 学校概要
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学校長あいさつ

中等科・高等科校長 関戸素子

光塩女子学院 中等科/高等科 - 学校長あいさつ校門で生徒を迎える桜、聖母像を美しく飾るしだれ桃が、春らしい風情を作り上げる中、4月7日の入学式では、中等科160名、高等科142名の新入生を迎え、光塩女子学院中・高等科の2012年度が始まりました。

光塩の名前は、聖書の1節に由来します。
「あなたがたは地の塩です、あなたがたは世の光です」
(マタイによる福音書5章13〜14節)

今年度は、昨年度の目標「光と塩」を継続し、“光である私、塩である私”の目標を身近なものとし、深めていきます。昨年に引き続き「KOEN」を頭文字とすることばで、光塩生に目指してほしいことを表現しました。

K Knowledge   主体的に知る
O Opportunity  チャンスを活かす
E Encouragement  励まし、信じる
N Noblesse Oblige  光塩生としての誇り

「K Knowledge」:まず、自分をよく知ることから始めましょう。よいところも、足りないところも含めて知り、
自分の中の「光」に気づき、自分がありのままで愛されていることを、心から受け入れることが大切です。
そうすることによって、本当の意味で、自分を愛することができます。
次に、周りの人をよく知りましょう。色眼鏡ではなく、ありのままの人を見たとき、その人の中の「光」、本当の素晴らしさを知ることができます。人を驚嘆と賞賛の目で見、自分との違いに気づくことで、更に自分自身の素晴らしさにも気づくこともあるでしょう。
自分と人とのよいものに触れ、お互いに認めあったとき、自然な形であいさつが生まれます。笑顔で、声に出してあいさつしましょう。挨拶することで、エネルギーのやりとりができ、お互いが元気になります。
そして、学ぶことの醍醐味を知りましょう。好奇心を持って、主体的に知り、学ぶ喜びを見つけて下さい。
小さな知識を積み重ね、大きな知識の体系、即ち学問に打ち込んで欲しいと思っています。
学ぶことは生徒の本分です。

「O」「E」「N」については、二・三学期に深めていくことにします。

光も塩も、私たちが生きていく上でなくてはならないものです。光なしに、塩なしに、
私たちは生きられません。
「光と塩」は、いのちを生かすために重要なものです。「あなたは光です、あなたは塩です」ということは、
あなたはなくてはならない、大切な存在であること、かけがえのないいのちを持つ人だということです。
光塩での生活の中で、自分を受け入れ愛する心、「自己肯定感」を育ててほしいと思います。

「君の椅子」というプロジェクトを知り、意味のある素敵な企画に共感しました。
旭川大学大学院ゼミから始まったそうです。生まれてくる子供たちに、「生まれてくれてありがとう」と「君の居場所はここにあるからね」との思いを込め、木でできた椅子が、贈られます。
世界に1つだけのオリジナルな手作り椅子です。
確かに、今の時代「自分の居場所」を感じられない人がいます。「自分の居場所」の象徴となるこの椅子は、子供たちに安心と安全を与えてくれるでしょう。生まれてくるすべての子供たちに、「君の居場所だよ」と伝えることは、「君は素晴らしい存在で、かけがえのない人なんだ」と伝えることです。
これを聞いた子供たちは、自分が受け入れられたと感じ、安心して、成長していくことができるでしょう。
ひとりひとりにとって、光塩女子学院が、「自分の椅子、自分の居場所」となることを心から願っています。